シュール、ナンセンス系、心霊ストーリー
主人公の田中太郎は幽霊を殴れるという設定
「でろでろ」を思い出すが、あれよりもかなり脱力系の雰囲気によせている
自我を持つ時空超越霊、安倍晴明が作り出す運命に、なんかむかつくから抗う。
ひねくれた戦闘システム
幽霊を殴れ
パズルゲームのようでもあるかなり独特な戦闘システム、それを増強する数珠装備システム。
とあるように、なかなかに癖が強い戦闘システムだった。
ターン制で「ドラクエ」「MOTHER」と同じくテキスト系。台詞もなんともシュールだ。
バトル中にくすりと笑ってしまったのは、久々かもしれない。ただ戦闘するだけではなく、プレイヤーを飽きさせない要素で、面白い
ストーリーは2話までの公開ということで、伏線丸投げ。この後どうなるのだろう…
現状では生い立ちが特殊な主人公が、師匠の仇を追い求める雰囲気で進んでいる。
クセのつよいキャラクター達が織りなす、説明が程よく放棄されたクセの強いシナリオ。という説明の通りだろう
あっ…(察し)と先を読むシーンこそあるが、まだ、「特殊な稼業を営む、主人公と女性パートナーの奇妙な会話劇を愉しむ」という段階かな
美点として、音楽が良かった。作者のお手製だが、和風ゲームミュージックのようでいて、どこか奇天烈な、妙に乗りがいい曲。ゲームの世界観ともぴったりだ。
戦闘音楽なのに童謡アレンジというのも斬新だ
この音楽を聴くだけでもゲームプレイする意義があると思う。
評価C
60点
シュール系が好きなら、プレイしてみてはいかがでしょう。
他には…
幽霊を殴るゲームがやりたい人も。
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