「サモンナイト」の夜会話だけの内容と言えばイメージに近いかもしれない
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絶滅しそうな日本語や概念として、粋という言葉がある。
平たく言えば格好いいことをしたり、気の利いた事が出来たり、洒落た行いに対して、粋だねぇ…などと言う。
某漫画家がエッセイに…
バーで友人と偶然会ったので一緒に飲んだら、非常に気の利いたエスコートをしてくれた。自分はその時ただ楽しい時間を過ごした
友人は先に帰ってしまったが、約束していた訳ではないので仕方ないと、後は独りで飲んでいた。さてそろそろ帰ろうかと支払いの時、店員に「お連れの方にもう頂いています」と言われた。その時、楽しさばかり優先した自分を恥じ、友人の気配りに思わず粋だと思った…
そう書いていたのだが、このような感情などを指す言葉である
多くは、本当によく出来た大人のやる事
でもこのゲームは、登場人物が少年しかいないにも関わらず、思わず粋だねぇ…と言ってしまう会話劇なんだよな
特にそう思ったのが「ハッピーバースデー」
見ての通り、軽くホモである
主人公が少年ながらに、なかなか格好いいキャラクターで感心してしまった
イマドキを意識した現代っ子の口調や俺たち金無しYouTuberっぷりとのギャップもいい
作者の構想ではこの後再会するようだが、別れたままのほうが粋ではないか
一方、「バチャ・バジの夜」は非常に切迫した内容で、先程の話が牧歌的に思えるほどの世界観
結末は少し考えさせられる。少年ふたりの行く末を、是非その目で見届けて欲しい
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評価C
60点
「ぼくの帰る町」の作者なので台詞回しには特に期待したら、やっぱり面白かったです。
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