ある日、目覚めると、そこは強烈な腐敗臭が立ち込める暗闇だった。
目の前には声をかけてくる巨大なゴキブリがいる。
いや、よく見たら数多くのゴキブリの姿が…
ゴキブリに言われるままに後を追う主人公。
果たして彼の身に何があったのか…?
===================
▼ゴキブリが主人公のホラーアクション。
グロい!!なんてったってグロい!!
走り始めたときのカサカサカサ!!という効果音の気持ち悪さといったら、もう…
なんでこんなにゴキブリの再現度高いんだよ!(笑)
グラフィックがきれいすぎるだろ(笑)
▼ゲームシステムはレトロゲーム的で、ステージごとに避けゲーを繰り返す。
失敗したらステージの最初からなので、なかなか難しい。
人間の仕掛けた数々のトラップを搔い潜る必要がある。
降ってくるごみに圧死させられそうになったり、
足元に落ちているガムの所為で移動速度が落ちたり……
ゴキブリの大変さを嫌でも体感できるだろう。
作者はレトロゲームナイズされたフリゲをいくつも出しているが、
難易度もややレトロゲーム基準かもしれない。
実をいうと動画を少し参考にしてしまった
▼特筆すべきはストーリーだ
もっとゴキブリの気持ち悪さを題材にしたバカゲーを想像していたが(PS2の「蚊」のように)、思いのほか悲壮感漂うお話だった
ゴキブリに感情や人生があるのなら、中にはこんなゴキブリもいるかもしれない。
日本だけで、数百億匹いるらしいしね…
まさに、「Bad Life 〜或る虫の一生〜」(エンディングでタイトル回収される)
……それは一人のゴキブリの物語…。のコピー通りだ
評価C
60点
なんとも評価しがたいですが……虫が大丈夫なら人なら、良作でしょう。
プチどんでん返しもあり、意外にも(?)ストーリーが良くできています。
耐性があるのなら、やってみては
…
…そういえば…
…たしか最近、某企業のSNSがゴキブリ目線と話題になったような…
…
来ているのか?ゴキブリブームが…
▼ほかには「陰陽イクリプス」をプレイ、するはずが…?
「アカイイカア」作者の新作なのでわくわくしながら起動したが、
なんと「本作には不謹慎な描写や悪意ある表現が含まれます。やけに良識ぶった方や、現実とゲームの区別が付かないような危険人物はプレイしないで下さい。」とのCAUTIONが表示されるではないか。
由々しき事態である。
何故ならフリーゲーム界きっての「やけに良識ぶった方」である私は、まさに該当するからである。
なにせ、常に良識ぶっている。
まことに残念ながら、今作のプレイは見送ろう。
「陰陽イクリプス」のレビュー感想はほかのレビュアーにお任せする。
【このカテゴリーの最新記事】