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2022年05月15日

Clone レビュー感想 絶対に許さない。許したくない!

目が覚めると彼女は施設のベットの上で寝ていた。




なぜ、自分はこの部屋にいるのか。いったい何が起こっているのか全く分からず、
もう一人の少女に会うお話し。





色々な武器を駆使して敵を倒し、エンディング迄導こう。











▼いやぁ〜〜……





最高だったね……


最高だったね「Clone」……

スクリーンショット (723)_compressed.jpg











…明記こそされていないものの元ネタが明らかに「バイオハザード」なのだが、
フリーゲームレビューブログ的には、かの名作「のび太のBIOHAZARD」に非常によく似ているというべきだろう



作者にそのつもりがあるかは不明だが、まさかこの令和の時代に、「のびハザ」が出来るとは思わなかった
正直感激しちゃったよ




クオリティも優れている

「バイオ」をリスペクトしたフリゲは一杯あるんだけど、近年では、「Clone」が一番面白かった

それも断トツで







▼「のびハザ」はともかく、本当に「バイオ」リスペクトが強い。
作者が大好きなんじゃないかな





「初期の、ラジコン操作「バイオ」を2Dにしたようなゲーム性(…ってやっぱり「のびハザ」じゃないか(笑))とストーリー展開」
が「Clone」の最も端的な説明なのだが、「のびハザ」に勝るとも劣らないクオリティだ




特にストーリー展開が、まさに「バイオ」だ

研究所に始まり、民家、ビル、洋館、洞窟、研究所本部……そしてラストはお約束の〇〇と、アクションホラーゲームの王道展開が、もうアツイのなんの……





……




面白かったわ。いやマジで








▼ゲーム性も「バイオ」リスペクト

アイテムボックスでアイテム管理をしながら、赤緑青…3種のハーブを調合し、回復アイテムを作る…
整理しないとすぐ持ち物が一杯になり、持てなくなる…


その瞬間「昔の「バイオ」だ……」というプレイ感覚が強くある







敵を倒し、時には避けながら、謎を解き、新しい鍵を手に入れて、次々にステージを攻略していく…


…そんな一連の流れもおなじみだ








▼クリーチャーにゾンビばかりかタイラント(追跡者?)やハンターがいるほどのリスペクトだが、
独自性……というより「バイオ」との"違い"は、テイスト。
「バイオ」は映画的だが、本作はコミック、ラノベ的


意味深なストーリーだが、疑問に思うことが、そのまま答えに直結している…

アクションやゲーム性がメインで、添え物程度に思った








▼クリア後にプレイ評価が表示されるが、セーブ回数が多いと、評価点がマイナスされてしまうようだ

私のようにこまめにセーブする慎重派は、不利だ
最高ランクを獲得したい人は、私の代わりに、ぜひ頑張ってください













評価B+
75点


まさに令和に蘇った「のびハザ」




「バイオ」「のびハザ」フリークのお眼鏡にかなう良作でしょう


強くお勧めできる良作です
















【最近プレイしたフリゲ】




「倒叙推論」「釣り小屋とアンドロイド」
「レデ」「ニマ の ふしぎな帰り道」
「誘拐婚」「霧の館で……」
「ちょっぴりHな診察」「マイハハ」
「魔法少女☆大失敗」「夏 -SUMMER-」
「ぷらんちゅ」「悪くない仕事」
「題名のないゲーム理学会」「love laboratory」







おすすめは以下の作品。




「倒叙推論」。「あやかしやま」作者の新作。
リアルで"凶器"、"鈍器"として有名なゲームキューブがゲームでも凶器として使われるばかりか、
ゲームに興味がない犯人が置き方を間違えるギミックが面白かった(ゲームキューブには取っ手がついている)。
PS2が余りにも強すぎたため敗北したゲームキューブだが、良作は多かったと、世代的には評価している。



「釣り小屋とアンドロイド」はフリゲでは最早絶滅危惧種の釣りゲー。釣要素は非常に簡素。
陸ではなく海ではあるが、かなり簡易な「牧場物語」っぽい。
ヒロインが面白い奴だった。



世にも珍しい植物ギャルゲー、「ぷらんちゅ」。
ヒロインの植物クイズに答えながら攻略していく。
ヒロインにフラれてしまったが……これはこれで、きれいな結末だ。
前向きだし、少年が植物と女性と通じて成長する様や、シロツメクサのオーバーラップ演出が小粋で、まさに「栄養成長エンド」。
高得点ならグッドエンドで、低得点だと無残にフラれる?



「悪くない仕事」……あまりにもストレートな叙述トリック。だが選択肢でのネタバレは早すぎた。



グラスホッパー・マニファクチュア作品のような動く背景がスタイリッシュな「題名のないゲーム理学会」の伏線回収は、クリア後。思わぬ仕掛けだ。



以前レビューした「くらっしゅ実験室」そっくりと思えば、ほんとにリメイクだった……そんな「love laboratory」は、グラフィックセンス◎。選曲もいい。「きっとぜんぶ私のせい」は背景も自作っぽかったが、素材として売れるレベルで綺麗だった(資料はあるかもしれないが)。











【攻略中のフリゲ】




「マダム・ポプスキンの憂鬱」は久しぶりの"フリゲとは思えない"系。細部まで拘りが見える。
「ウィッシュルーム 天使の記憶」+「インフィニットループ 〜古城が見せた夢〜」っぽい。



「Type & Hope!!」は「END ROLL」作者の新作で、まさかの(?)タイピングADV。
タイピングゲームとは懐かしい。Windows全盛期には、よく出ていた。
フリーゲーム……というかFlashゲームも多く存在し、当時のプロバイダ契約CDにも、大抵収録されていた。


それらの模倣には終わらず、文字を逆からタイピングさせられたり、作者らしいトリッキーなゲーム性もある。







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