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2020年06月14日

古代東北と王権

中路正恒 講談社

古代東北がいかにして日本に組み込まれていったか、古代東北にはどんな社会があったのかを日本書紀から考察する。
狼煙台があったらしく、蝦夷の時代には既に福島から青森まで連絡をできるシステムがあったのではないかと考察している。

やさしい株式投資

日経

そのとおり株式投資の入門書、内容的には普通のもの。 

イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北

内藤正典 集英社

タイトルの通りでイスラム側寄りの中東の戦争解説…なのだが…一番びっくりしたのがアルカイダの意味、ただのTHEBASSという意味しかなく、アラブ語では頻出ワードでであり、かなりの数の「アルカイダ」があるらしい。

ガラクタを捨てれば自分が見える

カレン・キングストン 小学館

タイトルの通り、風水&断捨離的な内容。私の部屋は今3度めの腐海に沈んでいるので大掃除がてら読んだ本。
部屋に残っているものと風水との関係から、その人間が捨てられないかことはなにかというのをスピリチュアル的に解説している。

ヒトラー演説 熱狂の真実

高田博行 中央公論社

そのまま、ヒトラーの演説を分析したもの。ヒトラーの言葉遣い、演説の手法の変化、ジェスチャー、言葉の変化と情勢とのリンクなど。
多くのドイツ人を熱狂させたヒトラーの演説はいかにして産まれたか、というもの。とはいえヒトラー演説も順風満帆ではなく何度か危機に陥っており、その都度復活を繰り返したが、開戦前後には既に演説の人気はピークを過ぎており、戦争が始まると疲弊するドイツ、ヒトラーも気が弱くなり徐々に演説の力は弱まっていった。

常陸小田氏の盛衰

野村亨  筑波書林

一部で有名な最後の当主小田氏治、後北畠親房が一時期身を寄せていた小田氏、その小田氏15代の記録。といってもそんなに細かく書かれているものではなく、数代分がうっすら記述されているのみ。

文禄、慶長の役

崔官 講談社

戦争自体より戦後の文学、劇における描写がメイン。内容の半分を晋州城が占めており、2どの晋州城の戦いやそれに伴う情勢の変化、武装、戦術、戦後の受容まで、晋州城攻防戦が本体である。
また日本の戦術を見てみると日本で使われたであろう戦術をそのまま大陸に持ち込んでいる事が何となく分かるのは割と面白かったりする。武装や戦術のなんとも言えない差異が見られるのは割とポイント、特に織豊期の戦術を海外史料から見るというのは多分他に例はない。
他日本側と朝鮮側で兵力に関する史料が全く異質であり、これは双方の軍事のあり方が全く違った結果おこったことだそうだ。

騎兵と歩兵の中世史

近藤好和 吉川弘文館

内容としては平家物語、太平記、明徳記の3つの軍記物語の戦闘内容と同時代史料を比較し、騎兵と歩兵のあり方がどう変遷したかを研究している。
その結果、平家物語では弓射騎兵だったのが太平記になると打物騎兵に変化、弓を打つときに下馬している可能性が指摘されている、また時代が下ると歩射が増える傾向にある。

ざっくりと言うと、平家物語の時代は殲滅戦であり、それに使える弓射騎兵(騎射の事)から、戦国時代になると城を主体とした防衛戦へ移行するため、歩射が主流になるのではと言う仮説を建てている。

正直言いますと結構おすすめ、決して面白い本ではないです、専門的です。ただ日本における騎兵論に大してかなり重要な事を言っていると考えていいかと思います。
そもそも日本史は敗戦のせいで軍事史がタブー化していたせいもあり、軍事史はかなり発展が遅れており、防衛大学やマニアオタク、作家などの間でひっそりと進められてきた部分があるので、かなりわかっていないことが多かった、特に騎兵に関しては存在を否定する(古代ギリシャのような移動用の馬であり、騎馬隊ではないという論)論がかなり見かけたのだが、これは日本の騎兵に関する変遷をクソ真面目に研究しており、歴史関係に詳しい人間なら一度読んでおいても良いと思う。
また古代の軍制や武装にもちょっと言及しており、所謂弩にもわずかに言及があったりするのも個人的にプラス要素。
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