アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2023年08月05日

ウディコン(2023年夏)これだけはやって3選!!

今年のウディコン個人的おすすめ3選

今年は“個性が強い”!!

個人的な感想ですが、今年のウディコンは個性が強い感がありました。
毎年個性的、個人製作ゆえ、尖った作品がよく見受けられますが、自分的にはいろいろと“個性”というものを考えさせられる大会に思えました。
個性が強い作品は、クセやアクが強い、ということもあるんですが。
うまくそのアクやクセを抜いて面白く仕上げていたり。
またアクやクセをガン無視して、個性のうまみだけで突っ走って面白い、という作品も中にはあったり。
強い個性は目を引きますし印象付けが強くなります。
というわけで、個人的に個性に惹かれた作品3選を紹介していきます。

●SIBLINGS

ScreenShot_2023_0804_21_35_18.png


ある意味一番個性的。
ダークソウルやSEKIROのような、いわゆる「ソウルライク」というゲーム(ジャンル)がありますが。これを2Dのウディタで再現しようとした怪作。
僕もダークソウル初代とSEKIRO(それとエルデンリング)はプレイしているんで、かなりフロムゲーをリスペクトしているのは見て取れました。ゲームシステムだけでなく、文章の表示、ステージ入ったときの効果音まで“それっぽく”なってたのでついニヤリとしてしまった。
しかし今作はただのリスペクトでは終わらない。
本来3Dの立体のゲームの「ソウルライク」を2Dのフロントビュー? 風に落とし込んでいる……文章で表現してもわかりにくいか。
とにかく本来3Dでの戦闘を、2次元の絵に落とし込んでいる。「ウディタ」という制約が生んだフシギな雰囲気の死にゲーが生まれる。あきらかにSEKIROな戦闘ですが、アクションは「ターン制」斬撃/整える、のあとに敵の攻撃を絶妙なタイミングで防ぐ、はじく、避ける。敵の斬撃に色がついていたり、避ける方向が4方向だったりと、SEKIROにはない要素も結構あったり、演出も2Dですが、ちゃんと敵がかっこいい、演出がかっこいい。しかもムービーも入るという。

とりあえずいろいろと説明しましたが、SEKIROに迫る緊張感と、2D表現によって生まれる独特なかっこよすぎる演出が強烈です。難易度はSEKIRO並みに高い(一応救済アイテムはある)のですが、上記の“かっこいい”部分が強烈で次の“シーン”を見たいから何度も挑戦してしまう。すさまじい中毒性がありました。

●SICS〜特殊事件対策係〜
シンプルなバイオ風ガンアクション
物語の展開は唐突ですが、テンポよく進み、アクションものとしては分かりやすくていい。
(調査員メモで世界観の補足はなされている)

ScreenShot_2023_0805_14_34_09.png

惜しいと思った点は、どうも最初のあたりがよくあるゾンビもののパロディ的な作品に思えて独自性が見えにくかった部分でしょうか。加えて仕様をよくわかってないとボス戦で手こづったりするのもあったので……
しかし、物語が進むにつれてドット絵の凄さ、愛嬌のあるキャラ、ベタなんだけど、どこか変わっている物語の展開にいつのまにか引き込まれている。徐々に独自性が見えてきて、最後は一枚絵も相まってすごくいい締まり方になっている(いろいろツッコみどころはあるが、それもこの作品の味とも言える)。

UMAFILEも前にプレイしましたが、今作は前作と似通った部分はありつつもドット絵やイラスト、ストーリーの締まり方がパワーアップしております。アクション好きの方はぜひ! そうでない方もできれば後半部分まで見ていただきたい。ちゃんと難易度設定もあるんでなんとかクリアできるかなーと。
ScreenShot_2023_0804_23_33_57.png
え? カッパは兵器転用可能なUMAなのか!?
こりゃ、次回作でチュパカブラみたいなカッパが襲ってくる展開とかあるのか……

●亡者の行軍 Invasion from OtherSide
ScreenShot_2023_0805_15_02_53.png


熊とのガチバトル!! ゴールデンカムイか!
シュールで独特、渋い雰囲気の現代? RPG
ぶっ飛んだ演出、ストーリー、ある意味想像が付かない展開で引き込まれました。
とにかく亡者や犬、熊や妖怪とプロレスラーや巫女が日本刀や拳銃を手に戦っていく。いい意味で狂気が持続していて面白かったです。
戦闘だけでなくクラフトや釣りがあるのも個性的でした。


以上、個人的おすすめ3選でした!!

と3つだけ紹介しましたが、ほかにもやっているゲームもあったり。まだ手を出していないゲームあったり、という状況です。今年も60作で、たくさんあるんで、すべては手をつけられないでしょうが、10作は最後までプレイして評価したいところです。

2022年08月11日

ウディコンこれだけはやって3選!!

ウディコンこれだけはやって3選!!

ウディコンは進化している。ツールやノウハウが時代が進むにつれ充実していったのもあるでしょうが、なによりコンテストがずっと続き、意欲のある作者さんが投稿し続け、いろいろ影響しあって、また次のコンテストも盛り上がっていく……
時代の流れ、流行の移ろい、いろいろあるでしょうが、今はとりあえず――
この3つをやってくれ!!


【雲間からレグルス】
久しぶりにディスプレイの前で呆然としてしまった。物語もグラフィックもSFな世界観もキャラもなにもかも最高すぎる。最終バトルが胸熱すぎる!!
ScreenShot_2022_0808_22_24_58.png
どうにも最初はゆるーい物語に見えますが、よくよく見ると世界観がエグい。どうにもこの宇宙、生物の種ごとに“レベル”が決められていて、人間は最低レベル。要は最弱の種、だから主人公ルグはスラムで暮らしていて、しかもそこはオールドヘイブンという惑星。じゃあ人類の住んでいた地球は……というハードな設定がちゃんと見据えられていて、その設定が最後の方でちゃーんと一つにまとまってしまうんです。ほんとだから最後まで見てほしい、いろいろな謎がちゃんと回収されて、それが綺麗なドット絵で、しかも時たま動くんですよ!! エモすぎるし、感情が揺さぶられるしすばらしい。
正直、ウディコンでやったゲームの自分の中の最高峰の一つかと思うくらい。まー、ワタクシ、SFとかわいい女の子が出てきたら凄く高く評価するんで。ウディコンでは昔「CAPTCHA」という(これもSFなんですが)作品が最高傑作かとずっと思ってたんですが、これと並ぶ、総合的な評価だけ言えばそれを超えた作品かと思います。

【ソウテン鏡事件】
これはやられた!
メフィスト賞作家の小説かというぐらい、トリックが予想の斜め上でビックリ!!
ScreenShot_2022_0811_19_32_14.png

「推理小説」を探索ゲームに落とし込む、というのは長年鳥籠さんがやってきた手法でございますが……あれ? 今回鳥籠さんじゃなくて天鏡伝承保存会??
それはともかく、今回は一応SFですが、SFというよりSFネタの入った推理モノと言ったほうが正しいでしょう。最後までやると、おそらくいろんな推理小説のネタを大きな寸胴鍋にぶち込んで、謎の隠し味をちょっぴり加えてじっくりコトコト煮込んだような作品に見えました。いろいろと「あーあの作品のネタかー」というのはあるんですが、いろんなものを寄せ集めた上でちゃんとこの作品の一つのネタに収束させて、鳥籠さんのセンスで、ウディコンの探索ゲームとして、唯一無二の推理モノとなっている(あ、鳥籠さんじゃなかった)。
どんでん返しの凄さもさることながら、カコとミライの二人のやりとりがなかなかいい。10年の時代の違い、すれ違いをコントっぽくやってるのが面白い。

【廃館少女 - Replica -】
前作「廃館少女」のスピンオフですが、前作以上の出来栄えとなっています。前作もグラフィック、ドット絵のゴシックなホラー感がたまらなかったですが、それがさらにかわいく、おどろおどろしくなった感じ。探索自体はシンプルだけど、見ているだけでも“絵”がいいんです。薄暗い地下での探索なんだけど、ドット絵の温かみといいますか、いい感じに暗くなりすぎてない感じがイイ。話の運びとオチは個人的には前作よりいいと思いましたし、いろいろ考えさせられる。

以上3選でした!!
あと次点としては、『割烹活法・神ノ七草』『うさぎぱんち』が良かったかな。
……これでもまだ、ウディコン作品なんとか10作品ほどクリアした程度で、60数作品をやってない状況(少し触った作品もあるが)。まぁ僕はレビュワー専門じゃないんで、とりあえず10作品の評価までにしておきます。それ以上の評価はレビュワーさんや配信者さんに任せた!!
僕自身も評価するだけでなく、評価されるような作品を作っていきたいと思います。次回のウディコンも、出場するかも?

2020年12月20日

個人的フリーゲームアワード2020(個人の感想です)

 今年のフリーゲームアワード!(あくまで個人の感想です)
 今年は僕自身もウディコンに参加したりして、フリーゲームに触れる機会が多かったな、というワケで……
 レビューされたらレビューし返す、恩返しです! ということでフリーゲームのレビューをしていきたいと思います。
 あくまで今年、自分がやったフリーゲーム(の一部)のイチオシ作品についてのレビューです、リリース時期は関係ありません。

●左目ジャック事件
 まずは鳥籠さんの新作のこの作品。鳥籠さんらしい推理モノでありながら笑いあり人情噺あり、ヘンテコなパロディありの楽しい推理ADV。ただの推理ADVとしても面白いのに、サブでTIP集めがあり、これまた本編と同じくらい面白い(しかもオイラの名前が!)
 青鬼のパロディや地元ネタなど、全力のギャグが最高。
ScreenShot_2020_1103_22_20_45.png


●扉は君の鍵で開く
 クリアしたのはウディコン結果後だったんですが、ウディコン作品らしい「よくつくったなー」と言った感じの大作ADV。会話によって単語を集め、その単語で質問……。
 逆転裁判みたいな能動的な推理モノゆえ、難しければ難しいほどアドレナリンドバドバでハッピー。麻薬ダメ絶対! 個人的にはボリュームは学園の話だけで充分面白かったんで、逆に最終ストーリーは(面白いけど)ダレちゃった感じ。しかし、学園での珍事件解決と徐々に明かされる町の闇のテイストはすごくフンイキがよかったです。

●逢魔ヶ探偵 赤い吸血魔の怪(リリースは去年あたり?)
 こういうホラーゲームを待っていたんだよ!
 なんだか僕のやりたかったことを全部やってくれたかのような怪作。ギャグとホラーの勢いが凄くて、演出も妙に凝られていて、全力でバカやってる感じが好きです。
 話が進むとあのヤベー所長すらもいいやつに見えてくる。
 怪物の造形も作者さんの絵力によってホラー全開のものになっていてよかった。
 いろんな意味で“忖度のない”ヤバイ作風がツボりました。
↓たぶんホラーゲームです
ScreenShot_2020_1220_10_08_59.png

 以上、個人的イチオシフリーゲーム3作でした。
 今年はフリゲの当たり年だったかな。
 まぁ、拙作の『おしまいのーと。』もよろしくお願いします(宣伝)。
プロフィール
カッパ永久寺さんの画像
カッパ永久寺
カッパ永久寺です。人間でも寺でもありません。レッドリストに掲載された絶滅危惧種です。
ブログ
プロフィール
◆ツイッターはこちら◆
本家のホームページです↓

河童堂

検索
カッパ推薦図書
最新記事
カテゴリアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。