新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年06月24日
キタサンブラック負けパターンから推理。先着できる馬は?
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
断然人気が予想されるキタサンブラック。前回キタサンブラックが休み明け3戦目に着順を落としていることを発見し、負ける可能性が見えてきました。そこでキタサンブラックの過去の成績を見ながら、実際にキタサンブラックに先着した馬を参考に、今回の宝塚記念で同じパターンの馬がいるか調べて行きたいと思います。
まずキタサンブラックに先着している馬達を見ていくと、2パターンあるように思います。その2パターンは、
・キタサンブラックの直後の好位追走タイプ
・キタサンブラックと対極のマクリ、外一気タイプ。
大きく分けるとこの2パターンの馬達に分かれます。
まず逃げ先行スタイルのキタサンブラックの直後に位置する好位追走タイプから。
キタサンブラックが負けたレースで好位追走から先着した馬は、皐月賞のリアルスティール、2015年有馬記念ゴールドアクター、サウンズオブアース、2015年大阪杯アンビシャス、2016年サトノダイヤモンドの5頭。前記5頭でリアルスティール、アンビシャス以外の3頭は、キタサンと馬体を併せずに差してきている共通点がありました。
キタサンブラックは先行しても脅威の粘り越しがあり、馬体を併せると抜かせない勝負根性があります。皐月賞のリアルスティールはキタサンより脚色が良く、並ぶまもなく差を広げましたし、大阪杯のアンビシャスは好位で折り合い手応えも抜群でした。キタサンはこの大阪杯を境にすぐ横に並ばれて先着はされていないので、ポイントは好位を追走しながら、馬体を併せず外から差せる馬が逆転候補ではないかと考えました。
宝塚記念の登録馬で好位追走タイプの馬は以下の通り
ゴールドアクター
サトノクラウン
シュヴァルグラン(特に近走)
ゴールドアクターは実際に有馬記念で先着。昨年の有馬記念は好位追走から直線でキタサンに並びかけて競り負けましたが、一昨年はキタサンの外にマリアライトがおり、その外から末脚を伸ばし併走はしていませんでした。前走出遅れて先行できていないので、好発からキタサンマークなら接線に持ち込めるかもしれません。
サトノクラウンは2歳時の東京スポーツ杯2歳Sは馬群を割って差し切りましたが、弥生賞、連覇した京都記念、そして香港ヴァーズは直線併走せず、一頭だけ気分良く末脚を伸ばして快勝。道中馬の気を損ねず好位置で脚をためられれば、直線外目に進路を取っても弾ける可能性もあります。
シュヴァルグランはここ2走本来の競馬より前目の競馬で連続2着。高速馬場でも33秒台の脚は使えますが、外を回りコースロスがあったため詰めの甘い印象があります。近2走は長距離で隊列に間隔もあり、馬が密集しないこともありコースロスなく走れましたが、距離短縮で隊列が落ち着いた場合。外を回しロスが出ると突き抜ける力があるかと言えば疑問に残ります。
続いて対極のマクリ、外一気タイプ。こちらで過去キタサンブラックに先着した馬は昨年の宝塚記念のマリアライトとドゥラメンテの2頭。昨年はキタサンが逃げ稍重馬場でいながら前半1000m通過が59.1秒とやや速めの平均ペース。4コーナー外から捲くって長い脚を使ったマリアライトが勝ち、大外一気を決めたドゥラメンテが2着。マリアライトがキタサンと馬体を併せたのはゴール手前付近で、競ったとは言いづらい状況でした。
宝塚記念の登録馬でマクリ、直線一気タイプの馬は以下の通り
シャケトラ
ヒットザターゲット
ミッキークイーン
ミッキーロケット
レインボーライン
シャケトラは前走スタートで後手を踏み挽回しようと位置を取りに行って折り合いが合わず敗退。2走前の日経賞は中団から4コーナーで一気に押し上げ外から差し切り勝ち。初重賞挑戦となった日経新春杯は直線でミッキーロケットに競り負けたので、末脚勝負が一番合っていると考えます。
ミッキークイーンは前走ヴィクトリアマイルで7着敗退も、これは直線での他馬に蓋をされた影響があり度外視できます。牝馬特有の切れ味もあり阪神コースも得意。近年牝馬活躍の傾向から紅一点ですが十分勝負になると考えます。
ミッキーロケットは3歳時の神戸新聞杯でサトノダイヤモンドにクビ差まで迫った馬。ここ2走ば馬券外ですが、天皇賞を使っておらず消耗度は低く、一発も期待できます。
レインボーラインは典型的な後方一気タイプ。菊花賞2着とG1実績はありますが、出遅れぐせがあるので道中の位置取りが後ろ過ぎると掲示板も怪しいかもしれません。
ヒットザターゲットは今年9歳と年齢的衰えは否めません。ですが先日引退したクラレントしかり、高齢のノースヒルズ系の馬は年に数回穴をあけますし、自身同レース4着の実績があるので、掲示板はあるかもしれません。
いろいろ見てきましたが、無理やりキタサンブラックに歯向かうなら、こういった馬も過去にいたので参考にしていただければと思います。
【出走馬を6頭に絞る★KLANプレミアム
断然人気が予想されるキタサンブラック。前回キタサンブラックが休み明け3戦目に着順を落としていることを発見し、負ける可能性が見えてきました。そこでキタサンブラックの過去の成績を見ながら、実際にキタサンブラックに先着した馬を参考に、今回の宝塚記念で同じパターンの馬がいるか調べて行きたいと思います。
まずキタサンブラックに先着している馬達を見ていくと、2パターンあるように思います。その2パターンは、
・キタサンブラックの直後の好位追走タイプ
・キタサンブラックと対極のマクリ、外一気タイプ。
大きく分けるとこの2パターンの馬達に分かれます。
まず逃げ先行スタイルのキタサンブラックの直後に位置する好位追走タイプから。
キタサンブラックが負けたレースで好位追走から先着した馬は、皐月賞のリアルスティール、2015年有馬記念ゴールドアクター、サウンズオブアース、2015年大阪杯アンビシャス、2016年サトノダイヤモンドの5頭。前記5頭でリアルスティール、アンビシャス以外の3頭は、キタサンと馬体を併せずに差してきている共通点がありました。
キタサンブラックは先行しても脅威の粘り越しがあり、馬体を併せると抜かせない勝負根性があります。皐月賞のリアルスティールはキタサンより脚色が良く、並ぶまもなく差を広げましたし、大阪杯のアンビシャスは好位で折り合い手応えも抜群でした。キタサンはこの大阪杯を境にすぐ横に並ばれて先着はされていないので、ポイントは好位を追走しながら、馬体を併せず外から差せる馬が逆転候補ではないかと考えました。
宝塚記念の登録馬で好位追走タイプの馬は以下の通り
ゴールドアクター
サトノクラウン
シュヴァルグラン(特に近走)
ゴールドアクターは実際に有馬記念で先着。昨年の有馬記念は好位追走から直線でキタサンに並びかけて競り負けましたが、一昨年はキタサンの外にマリアライトがおり、その外から末脚を伸ばし併走はしていませんでした。前走出遅れて先行できていないので、好発からキタサンマークなら接線に持ち込めるかもしれません。
サトノクラウンは2歳時の東京スポーツ杯2歳Sは馬群を割って差し切りましたが、弥生賞、連覇した京都記念、そして香港ヴァーズは直線併走せず、一頭だけ気分良く末脚を伸ばして快勝。道中馬の気を損ねず好位置で脚をためられれば、直線外目に進路を取っても弾ける可能性もあります。
シュヴァルグランはここ2走本来の競馬より前目の競馬で連続2着。高速馬場でも33秒台の脚は使えますが、外を回りコースロスがあったため詰めの甘い印象があります。近2走は長距離で隊列に間隔もあり、馬が密集しないこともありコースロスなく走れましたが、距離短縮で隊列が落ち着いた場合。外を回しロスが出ると突き抜ける力があるかと言えば疑問に残ります。
続いて対極のマクリ、外一気タイプ。こちらで過去キタサンブラックに先着した馬は昨年の宝塚記念のマリアライトとドゥラメンテの2頭。昨年はキタサンが逃げ稍重馬場でいながら前半1000m通過が59.1秒とやや速めの平均ペース。4コーナー外から捲くって長い脚を使ったマリアライトが勝ち、大外一気を決めたドゥラメンテが2着。マリアライトがキタサンと馬体を併せたのはゴール手前付近で、競ったとは言いづらい状況でした。
宝塚記念の登録馬でマクリ、直線一気タイプの馬は以下の通り
シャケトラ
ヒットザターゲット
ミッキークイーン
ミッキーロケット
レインボーライン
シャケトラは前走スタートで後手を踏み挽回しようと位置を取りに行って折り合いが合わず敗退。2走前の日経賞は中団から4コーナーで一気に押し上げ外から差し切り勝ち。初重賞挑戦となった日経新春杯は直線でミッキーロケットに競り負けたので、末脚勝負が一番合っていると考えます。
ミッキークイーンは前走ヴィクトリアマイルで7着敗退も、これは直線での他馬に蓋をされた影響があり度外視できます。牝馬特有の切れ味もあり阪神コースも得意。近年牝馬活躍の傾向から紅一点ですが十分勝負になると考えます。
ミッキーロケットは3歳時の神戸新聞杯でサトノダイヤモンドにクビ差まで迫った馬。ここ2走ば馬券外ですが、天皇賞を使っておらず消耗度は低く、一発も期待できます。
レインボーラインは典型的な後方一気タイプ。菊花賞2着とG1実績はありますが、出遅れぐせがあるので道中の位置取りが後ろ過ぎると掲示板も怪しいかもしれません。
ヒットザターゲットは今年9歳と年齢的衰えは否めません。ですが先日引退したクラレントしかり、高齢のノースヒルズ系の馬は年に数回穴をあけますし、自身同レース4着の実績があるので、掲示板はあるかもしれません。
いろいろ見てきましたが、無理やりキタサンブラックに歯向かうなら、こういった馬も過去にいたので参考にしていただければと思います。
【出走馬を6頭に絞る★KLANプレミアム