川崎市では公文書のずさんな管理体制が常態化しており、入札の参加業者選定に関する公文書のファイルを、卓上に平積みで管理したあげくに紛失する不祥事が発生しました
公文書が紛失したのは、神奈川県川崎市中原区内の市道の維持管理に関するもので、擁壁補修の必要性調査を発注する指名競争入札についての文書類でした。
この公文書には、予定価格の根拠となる金額約300万円などが記載されていたということです。
神奈川県川崎市の規則では、こうした文書はカギ付きのロッカーで保管することになっていました。
しかし、中原区道路公園センターに勤務する20歳代の男性職員は、2022年8月4日からファイルを卓上に平積みにして放置しており、同年8月26日になって紛失に気づいたということです。
川崎市では2021年6月にも、川崎区道路公園センターで道路の除草業務の指名競争入札に関する文書一式を紛失しており、入札がやり直しとなっていました。
神奈川県川崎市中原区道路公園センターセンターの大野宣郎所長コメント
「(職場でずさんな文書管理が常態化していたことを)「否定できない」
川崎市情報管理部の担当者コメント
「適正な文書管理が行われず紛失したことは重く受け止める。」
「情報共有を図り、再発防止に努めたい」
公務員は、何度も同じミスや不祥事を繰り返します
システムではなく、人材にこそ問題があるという事です
公務員の採用基準を見直すべきでしょう
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