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2024年08月11日

大阪府警の警察官によるセクハラ訴訟で大阪地裁が警察官と大阪府に賠償命令

2024年8月10日
大阪府警に所属する男性警察官が、当時の部下だった女性警察官の指をしゃぶるセクハラ行為に対する訴訟で、大阪地方裁判所の大森裁判長がセクハラ警察官と大阪府に対して賠償命令を下しました

大阪府警の男女の警察官は2020年3月に、大阪市梅田にある飲食店で開かれた職場の飲み会に参加し、退店する際に突如として、男性警察官が女性警察官の人さし指をしゃぶりあげたということです。

大阪地方裁判所の大森裁判長は、男性警察官に16万5000円の支払いを命じ、大阪府に5万5000円の支払いを命じました。


大阪府警のセクハラ男性警察官コメント
「梅田に行ったら指くわえてしまう」


大阪地方裁判所の大森裁判長による判示
「強い不快感や嫌悪感を与える言動」
「男性警察官の行為をいずれもセクハラと認定する。」
「職場での発言は、公務員による勤務時間中の行為のため、府が賠償責任を負う。」
                                                  
正しい判決に見えますが、ある意味では危険な判断かもしれません

公務員同士で結託して、偽装セクハラにより国賠を得られる可能性が生まれました
現状の裁判所は、国賠金額を民間訴訟よりも低く抑えています
弁護士割れを起こさせることで、訴訟の可能性をつぶす意図があるのでしょう

自公政権が下野すれば、財務省・厚労省・法務省の在り様が真っ先に見直されることになるでしょう
国賠で正当な金額の支払いが命じられるようになれば、これが危険な判例になるかもしれません
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