日本茶と種類　健康ほうじ茶ジェラート : 日本独自の風習、食文化、由来の紹介

2017年11月05日

日本茶と種類　健康ほうじ茶ジェラート

抹茶

スイーツや料理にも使われるおなじみの抹茶,高級茶の玉露同様、手間暇かけた貴重なもの。

茶葉を摘み取る２０日前頃から直射日光を遮り、太陽の光をあてないことでお茶の旨み成分を存分に引き出した贅沢な「碾茶（てんちゃ）」と呼ばれる茶葉。これをさらに丁寧に石臼で碾いて、キメ細かい粉末にしたものが「抹茶」です。

茶葉をそのまま飲むので日本茶に含まれる健康な成分も無駄なく口にでき、美容効果も高い

煎茶

日本茶の中で一番日本人になじみ深いお茶。爽やかな口当たりで万人に愛される味わい。香り、甘み、渋みのバランスがよく、価格的にも手に入れやすいため日本茶

茶摘み後の新鮮な茶葉を熱処理（蒸す・炒る）することで酸化酵素の働きを止めた「不発酵茶」で、淹れる温度で風味が変わります。

何煎でも楽しむことができるのも特徴的で食事や休憩中など、様々な場面で飲めるお茶だといえます。

玉露

数ある日本茶の中でも高級とされる玉露茶。旨みをぎゅっと濃縮させた贅沢の極み。

新芽が2、3枚開き始めた頃、茶園をよしず棚やワラで太陽の光を遮る「覆い下栽培」という手間暇かけた製法で、約20日間大切に育てられたお茶が「玉露」になります。

光を制限して新芽を育成することで、旨み成分のアミノ酸が苦み成分のカテキンへ変化することを抑え、濃厚な甘みと旨みが凝縮された味わい深いお茶になります。

これを更に丁寧に粉末にしたものが抹茶になる。

玄米茶

日本古来の「フレーバーティー」玄米の香ばしい香りが人気の秘密煎茶や番茶、茎茶などに炒った玄米をほぼ同量でブレンドした、香ばしい香りが人気の日本茶です。

沸騰したお湯で短時間抽出するのが、より香ばしさを楽しむコツ。また、玄米が入っているので茶葉の割合が減り、必然的にカフェインが少なくなるため、お子様からお年寄りまで幅広い年齢層に愛されています。

ほうじ茶

焙じることによりカフェインが昇華。香ばしくすっきりとした味わいが楽しめる。
地域や茶葉によって様々ですが、日本茶の主流から外れたお茶を総称して「番茶」と呼びます

そんな番茶や煎茶をきつね色になるまで炒り、ほうじ香が生じるまで約200度で加熱。それを手早く冷却し、香ばしさを引き立てたお茶が「ほうじ茶」です

また、葉を主体とした「ほうじ茶」と茎を主体とした「茎ほうじ茶」があります。どちらも、香ばしさとすっきりとした軽い味わいでとても飲みやすい