池袋。「カレーは飲み物。」。「。」までが店名。
名前は色物っぽいが、ものすごく、まともにおいしいカレーの名店。
池袋のカレーでトップクラス。
池袋で価値ある一店。
いつも行列ができている。
今日は行列がない。すぐ入れる。珍しい。せっかくなので入ります。
メニューは基本的に「黒い肉カレー」と「赤い鶏カレー」の2種類。
ライスの量は山盛500g、大盛400g、中盛300g、小盛200gすべて同じ金額。
トッピングは10種類のうちから3種類追加料金なしでつけられる。
1.味玉
2.らっきょう
3.福神漬け
4.ポテトサラダ
5.スライスアーモンド
6.パクチー
7.ツナマヨ
8.コーンマヨ
9.バジル
10.フライドオニオン
黒い肉カレー。小盛。890円。
トッピングは味玉とスライスアーモンドとバジル。
中盛でだいぶ腹いっぱいになるので今日は小盛にしてみた。
安心のおいしさ。
500gの山盛まで同じ金額なのでガッツリ系の量だけの店だと勘違いしている人がいるが、まったく、そうではない。
非常に完成度の高いカレー。カレー自体の完成度が高い。
揚げ物などのトッピングではなくカレー自体で勝負に出ている名店。
凝りまくり、考え抜かれている。
考え抜かれているのは、すべてにおいてだ。
店名のインパクト。システム。回転率。料金の適正さ。集客。
頭のいい人が考えたのか、とにかく考え抜いたのか。
まずはメニュー。
基本のカレーが2種類だが、実は他店は基本のカレーは1種類なので、むしろ多い。
無料のトッピングを用意する事で、有料の揚げ物のトッピングは省く。オペレーションが簡単になり料理の提供が早くなり回転率がよくなる。無料のトッピングが選べるので客は飽きない。無料なので、いろいろ試したくなる。
揚げ物などのトッピングはなくても、山盛までのすべての量が同じ料金という事でたくさん食べる人間にも満足度が高い。
基本的においしく、飽きないカレーを用意すれば。
そして、それができている。
きちんとクオリティが高いので、たくさん食べる人間も女性を連れての来店も可能。200gの小盛までを同列の基本メニューに並べておくのも取りこぼしがない。
もちろん立教大学に近い、基本的に池袋、駅からのメインストリート、限界を超えない距離などの地の利も、想定する客層に合っている。
池袋で珍しく成功した店。
要は、考え抜かれた、おいしいカレー。
個人的に、量的には200gの小盛でいいのだが、うまいので、さすがに300gにしておけばよかったかなと思った。
食べログで3.52。誰もが認める高得点。非常な優良店。ちなみに店員さんの愛想もいい。さすがと言うしかない。
非常に満足。ごちそうさまでした。
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