池袋。「ナベラボ 池袋」。
ナベラボがリニューアルした。「ナベラボ 池袋牛骨ラーメン」から第10弾として「ナベラボ池袋」に。
例によってメニューが変わっただけだが、さらに今回は新メニューではなく過去に出していた「大分佐伯」「長岡生姜醤油」「上越味噌」「濃厚背脂煮干し」の4種類の復刻。
大分佐伯以外は「新潟ラーメン」と「新潟ラーメン第2弾」の時のメニューなので復刻新潟ラーメン+1という感じ。
ネタ切れかと、やや斜にかまえて来る。それでも来たのはコレクション的に行ってみないと気がすまないのと「濃厚背脂煮干し」と「大分佐伯」を食べていなかったからだ。
「味玉濃厚背脂煮干し」。900円。
「濃厚背脂煮干し」にだけ券売機に手書きで「熱狂的なファンをたくさん抱えてる影の人気者がこの度復活します。スープの少ないまぜそばのようなラーメンです。前回のラーメンよりも成長しています。ぜひ、ご賞味ください。」と貼ってある。
「非常に濃いので好みで薄めてください」とスープ割り用のポットが一緒に提供される。
表面の白い物はタマネギ。
平たいうどんぐらい太い麺。見た目は味噌煮込みうどんに近い。
まず、スープをすすってみる。確かに濃い。これだけで飲むような濃さではない。濃いつけめんのスープのよう。
しかし、麺と一緒に食べるには濃い味が好きな人間には、アリだ。
このまま食べてみる。
うまい。
特徴は、濃いという事。
個人的にはかなりうまいと思うが、これは好みが分かれるかもなぁ。そのぐらい濃い。
新潟でこれが出てきたら個人的にはかなり嬉しい。このぐらい変わっているものの方がありがたみがある。
これがもう少し薄かったらよくある家系みたいな感じになる。それはおもしろくない。
そして、うまいのだが、やはり濃い。味玉をつけてよかった。途中の味玉がないとさすがに後半、飽きたかもしれない。
デフォの状態で麺を食べ、最後にスープ割りをして飲んだ。文字通りつけめんのスープ割り的な使い方。
うまかった。最後にスープを薄めて増やした分、腹もかなりいっぱい。
ご飯に合いそうだが、総量が非常に多くなるので、一般的な人だとそれは多過ぎる事になると思う。
食べログにはまだレビューは2件だけ。その人たちは3.9と3.1。店のポイントは新店補正で3.04。
個人的には3.6。今までのナベラボの中で一番うまく感じた。
「味玉大分佐伯」。870円。
細麺。
醤油豚骨にニンニクとコショウとゴマを入れたもの。進化過程は違っても結果として、家系のバランスを変えてコショウとゴマを入れたもののようにもなっている。
大分佐伯という事で田舎風の作りになっているが、自然にできたとか朴訥とか天然という感じではなく、都会の人が繊細にデザインして構成しなおした感じになっている。人工的・アート的・テーマパーク的。悪い事ではない。
独特のバランスでおいしい。
どういうラーメンを食べてきたか、あるいは食べてきていないかというその人の人生で、タイミングによってはハマりそうな味。これに親しむと忘れられなくなるかもしれない。似たものは近くにない。強いて言えば、ナベラボでかつて出したメニューのいくつかに似ている。いろいろな地名をつけているが、身もふたもない事を言えば、これはナベラボのラーメンの一種。ナベラボはこういう味が好きなんだろうなと思う。
ナベラボの歴代のラーメンの中でもこれは上の方。再販売した気もわかる。いいバランスでおいしい。
個人的には3.5。十分おいしい。
今のナベラボは自信のあるメニューを出しているわけなので、さすがにおいしい。普通に食べて満足する。
価格:1,080円 |
ゆうパケット便送料無料1000円/全国15の有名店から選べる銘店ラーメン食べ比べ/ご当地銘店ラーメンお取り寄せお試しセット 価格:1,000円 |
タグ:ラーメン