2015年08月19日
中学2年理科F (一学期を振り返って)
中学2年理科F (一学期を振り返って)
一学期では動物のしくみと物質のしくみを学びます。どちらも教えてもらわないと知らなかったことばかりです。不思議なことばかりです。振り返ってみましょう。
動物のしくみってすごい、動物の仲間の人間もすごい。長い進化を経て、偶然にこんなものが出来上がった。すごいことではないでしょうか。私たちはどの様に進化してきたかよくわかっていませし、それを創り出すこともできません。しかし出来上がった動物のしくみを観察することはできます。一学期ではその辺りの代表的なものをみてきました。見直してみましょう。
(生きるしくみ)
自動車では、ガソリンがあって、それを空気と混ぜて、燃やしエネルギーを取り出します。それをうまくコントロールして、行きたいところにいけます。人間のしくみも同じです。
@ 消化・吸収
食べ物を食べてそれを燃料を蓄えます。それを巧妙なしくみによって燃料にします。それが消化・吸収です。
デンプン タンパク質 脂肪
口 ○
胃 ○
すい臓 ○ ○ ○
小腸 ○ ○
食べたものはほぼ100%吸収されて、身体を作ったり、身体を動かすためのエネルギーになります。
そのために食べ物は分解され、小腸から身体に吸収されます。小腸からは柔毛と呼ばれるヒダがあり、表面積はテニスコート1面分もあり、確実に吸収できます。
(物のしくみ)
世の中には、いろいろなものが溢れています。しかし、限りなく分解していくと、100にも満たないものに分けることができます。レゴブロックと同じ様に、部品は少ないけれど組み立てられるものは無数にあります。一見関係ないことでも同じ部品からできていることがあります。炭素1個に酸素が2個くっつけば二酸化炭素で無害ですが、炭素に酸素1個くっついたものは、有害で、いっぱい吸うと意識がなくなってしまいます。面白いことではないでしょうか。
化合: 相性のよいもの同士はくっつきます。くっつく前とくっついた後では質量は同じですが、出来上がったものの性質が違ってしまいます。
酸化: 酸素はくっつきやすいものです。いろいろなものにくっついて熱を発生させます。激しいものは炎がでます。
還元: 酸素を切り離します。もともとくっつきやすいものを切り離すのには、熱を加えたり、酸素ともっと仲のよいものにくっつけさせたりします。
各部品はくっついたり、離れたりしながら、形や性質を変えることができます。このことを利用して、生活は便利になったり、豊かになったりします。その入口に入りました。車もそうですし、スマホが使えるのもその結果です。化学の世界を味わってみましょう。
気にしなければそのまま通り過ぎてしまうことを注目し、そこから学んで、応用することによって、今の豊かな暮らしを得ることができて、その恩恵を受けています。それを感じながら、一学期を見直してみましょう。
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