2015年06月06日
中学1年理科B(光合成と呼吸)
中学1年理科B(光合成と呼吸)
(光合成と呼吸と実験)
植物のもっとも重要な働きととして、光合成というものがあります。このおかげで、我々の食べ物を提供してくれるだけでなく、地球環境・呼吸など動物が生きていくために大切なものを全て提供してくれています。地球が誕生当初、植物のない時代は地球は二酸化炭素で覆われていました。それを植物が酸素に変えてくれて、今の地球環境に変えてくれました。植物に感謝です。光合成万歳です。ここでは、光合成と呼吸の働きとともに、それを調べるための実験とその結果を考えます。大切なことは、結果そのものを覚えることではなく、実験の考え方・分析の仕方を理解することです。焦らずじっくり味わいましょう。
光合成: 植物が葉で日光をうけてデンプンなどの養分をつくるはたらき。葉緑体で行われます。
必要なもの・・・・・ 二酸化炭素、水、光
できるもの・・・・・ デンプンなどの養分、酸素
呼吸: 酸素を取り入れ、二酸化炭素を出すはたらき。
光合成と呼吸
昼・・・・光合成と呼吸の両方行われるが、光合成の方が盛んに行われる。
全体として二酸化炭素を吸収し、酸素を出しているように見える。
夜・・・・呼吸のみ行うので、酸素を吸収し、二酸化炭素を出す。
実験1.
斑入りの葉(葉緑体がなくて、白くなっている部分がある葉)に日光をあてる箇所とあてない箇所を作って、光と葉緑体の働きをみる実験。これにより、4通りの条件(葉緑体あり・なしの2通り × 日光のありなしの2通り)で実験でき、はたらきを調べられます。
実験2.
息を吹き込んだ水入の試験管の中に水草を入れて、日光をあて、植物が必要とする気体を分析する実験。
水草あり、なしで結果を試薬をつかって比べることで、分析してわかります。
実験問題では、その時の実験の段取り、検査試薬、など、物事を調べる方法・分析・科学的な考え方を学びます。実験そのものを丸暗記するのではなく、実験そのものの考え方を味わいましょう。実験そのものは我々にとって、これからの長い人生の中で2度としない実験ばかりです。丸暗記しても何の役にたちません。テストの問題も解ける様にはなりません。しかし実験そのものの考え方は長い人生何度も使います。好きな彼氏を自分に向かせるためには、いろいろな条件を試して、その反応を分析します。それを科学的に考えれば、うまくいく可能性はかならず上がります。物事をどの様に考え、それをどの様に確認するか、その結果をどの様に判断するか、それを考えていきましょう。極端に言えば、人生を切り開く方法を学びます。なぜを楽しみながら学んで、人生を楽しくたくましく生き抜きましょう。
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