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カラオケ定番曲を世代別にみると、歌謡曲→JPOP→ネットの流れが一目瞭然だった件

カラオケ「JOYSOUND」が、2013年の世代別年間カラオケランキングを発表しました。会員数900万人のカラオケコミュニティーサービス「うたスキ」の歌唱履歴に基づき、10代から60代までの人気曲を年代別に抽出しています。世代ごとに傾向が見事に違うのが面白いですよ。

まず、圧巻なのが10代のランキングのボカロ人気。1位の「千本桜」を筆頭に、トップ20の実に半数がVOCALOID曲という結果です。さらに、3位に入った「女々しくて」を除いた残りの9曲はいずれもアニソン。「女々しくて」がニコニコ動画で大ブレイクしたことも考えると、ネットの動画サービスやアニメの影響の大きさがうかがえます。

20代は、トップ20のうち13曲がアニソンというアニメ世代。残りの7曲のうち、「女々しくて」を除いた6曲はボカロ曲。10代の傾向とのつながりもありつつ、よりアニメ派になったのが20代といった感じですね。

30代は、ボカロ曲が「千本桜」の1曲にとどまる一方、アニソンは10曲がランクイン。「粉雪」をはじめ、ロックやJPOPの存在感もこのあたりから増してきます。

40代は懐メロやアニソンが入り乱れるランキング。「天城越え」が入っているかと思えば、ボカロ曲の「千本桜」もランクインしているほか、「進撃の巨人」のオープニング曲としてブレイクした「紅蓮の弓矢」も入るなど、ジャンルの幅広さが目につきます。

50代は、ランクインするアニソンが「宇宙戦艦ヤマト」になるなど、時代を感じさせる結果に。演歌や歌謡曲の人気も目立ちます。そして60代になると圧倒的に演歌や歌謡曲が強いですね。これは想像に難しくありません。
演歌、歌謡曲、JPOP、アニソン、そしてボカロ――時代とともにカラオケの人気曲も移り変わっているんですね。ちなみに全くの想像ですが、例えば「歌ってみた」の練習にカラオケで1曲を集中練習したりとか、ユーザーの属性によるカラオケの使い方の違いなんかも、ランキングに影響していたりするのでしょうか? 若い世代がどんな風にカラオケを活用しているのか、ちょっと気になります。

ねとらぼより引用しました。

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