2008年09月24日
「ナイスゲーム」原巨人激闘の末鯉とドロー
![](http://joker.rgr.jp/g/200809/24-2.jpg)
「粘って引き分けに持ちこんだ。ナイスゲームですよ」
勝てば長嶋監督第1次政権時代の1976年以来32年ぶりの12連勝だったが、ルーキー左腕篠田(日大出)の粘投に手を焼いた。七回まで無得点。八回に投手が交代すると、底力を発揮した。盗塁やエンドランをからめて1点差とし、なお一死二、三塁。ベンチにはなんと3億5000万円プレーヤーの高橋由が残っていた。9得点した前日22日はスタメンで5打数無安打に終わったが、ここぞの勝負強さはさすが。守護神・永川の初球を右中間席にほうりこむ代打逆転3ラン。選手層の厚さを見せつけた。
「値千金だったね。そのためにベンチに置いているんだ。あの場面はヨシノブしかない」
他球団がうらやむような戦力を、今は自在に使いこなせる。原監督の表情には自信がにじんだ。その裏、豊田、山口の乱調で追いつかれたが、延長十回から守護神クルーンを今季初めて2イニング投げさせるなど、強気の継投で最後まで勝利を目指した。
「ギリギリの場面でみんなが粘って戦った。ナイスゲームだ!!」
原監督は何度も繰り返した。連勝はまだ続いている。
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