2008年11月17日
“球界のアウトロー”、アジアの頂点に 西武・渡辺監督
石井義がサヨナラのホームに滑り込んだ瞬間、西武ナインが一斉にベンチを飛び出した。日本勢による4年連続の「アジア一」の座を死守。今季4度目の胴上げで12度も宙を舞った渡辺監督は「昨年の秋から、強いチームを作ろうという一心だった。本当にいい1年でした」と振り返った。
日本球界を引退後、3年間台湾で選手兼コーチとして修行を積んだ。立ちはだかる言葉の壁。自らマウンドで投げて手本を示すしかなかった経験が「指導者としての基礎」になった。
選手の指導に体当たりで臨む姿勢は、流暢(りゅうちょう)な中国語を使うようになった今でも変わっていない。「台湾のチームと最高の試合をしてナンバーワンになった。感慨無量です」。西武と台湾−。それぞれの“教え子”が成長した姿を見届け、指揮官は二重の喜びに浸った。
若き獅子たちが全速力で駆け抜けた1年間。一気に頂点に上り詰めたが、「一戦一戦力をつけた。来年が期待できるチームになったね」と渡辺監督は目を細める。“アウトロー”の道を選んだ男の挑戦は、まだ始まったばかりだ。
日本球界を引退後、3年間台湾で選手兼コーチとして修行を積んだ。立ちはだかる言葉の壁。自らマウンドで投げて手本を示すしかなかった経験が「指導者としての基礎」になった。
選手の指導に体当たりで臨む姿勢は、流暢(りゅうちょう)な中国語を使うようになった今でも変わっていない。「台湾のチームと最高の試合をしてナンバーワンになった。感慨無量です」。西武と台湾−。それぞれの“教え子”が成長した姿を見届け、指揮官は二重の喜びに浸った。
若き獅子たちが全速力で駆け抜けた1年間。一気に頂点に上り詰めたが、「一戦一戦力をつけた。来年が期待できるチームになったね」と渡辺監督は目を細める。“アウトロー”の道を選んだ男の挑戦は、まだ始まったばかりだ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image