2008年11月05日
原巨人連勝!満身創痍のガッツ、怒りの一撃
(日本シリーズ第3戦、西武4−6巨人、巨人2勝1敗、4日、西武ドーム)不死身のガッツ様!! 巨人は4日、西武ドームで行われた日本シリーズ第3戦で6−4の勝利を飾った。第2戦で左手小指付け根に死球を受けながら強行出場した小笠原道大内野手(35)が、八回にシリーズ1号を放った。六回にはアレックス・ラミレス外野手(34)に2試合連続の本塁打が飛び出し、今季17度目のアベック弾で不敗神話も継続。通算成績を2勝1敗とした。
ガッツがほえた。拳を突き上げた。1点リードの八回。小笠原が小野寺の内角直球をフルスイング。魂が乗り移った白球は、レオ党の悲鳴が響く右翼席へ弾丸ライナーで突き刺さった。
「たまたま、たまたま。本当に反応だけで、無我夢中で打ったよ」
一塁ベース手前では、珍しくガッツポーズが飛び出した。それほど、うれしかった。日本シリーズ第1号。傷だらけのヒーローは、左手を思いっきり突き出し、ベンチで出迎えたチームメートと喜びを分かち合った。
「プレーできるから(試合に)出ている。自分では最初から出るつもりだった」
満身創痍(そうい)。それでも、弱音は吐かない。それが小笠原の「サムライ魂」だ。2日の第2戦で左手小指付け根に死球を受けた。病院で検査した結果は「打撲」で済んだが、痛みは残っている。
10月25日の中日とのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージ第4戦では、左手親指付け根に死球を受けていた。どちらも、常人なら骨折してもおかしくない状況だったが、強行出場を続けた。まさに死球に対する無言の怒りの一撃。原監督も「きのう(3日)はバットが振れる状態ではなかった。きょうも心配していたが、強い精神力だ」と敬服する。
痛み止めは、飲まずに試合に臨んだ。正確に言うと小笠原はアレルギー体質のため、痛み止めを飲めない。薬には頼らず、痛みと戦いながら打席に入った。前夜は、練習後にウルトラサウンド(超音波)治療器を患部に当てて、必死の治療を行った。
六回にはラミレスにも2試合連続のソロアーチが飛び出した。これで「ガッツ&ラミ」のアベック弾は今季17度目。公式記録には残らないが、1985年の掛布−バース(阪神)の16度を抜き、史上最強コンビの称号を手にした。もちろん不敗神話も継続させた。
「追い上げられた状況だったけどラミ、ガッツが打ってくれた。得点以上に大きかったね。一戦必勝で戦っていきたい」
原監督も目尻が下がった。これで2勝1敗。5日の試合に勝てば、日本一へリーチとなる。悲願達成へ−。6年がかりのゴールは手の届くところまできた。
ガッツがほえた。拳を突き上げた。1点リードの八回。小笠原が小野寺の内角直球をフルスイング。魂が乗り移った白球は、レオ党の悲鳴が響く右翼席へ弾丸ライナーで突き刺さった。
「たまたま、たまたま。本当に反応だけで、無我夢中で打ったよ」
一塁ベース手前では、珍しくガッツポーズが飛び出した。それほど、うれしかった。日本シリーズ第1号。傷だらけのヒーローは、左手を思いっきり突き出し、ベンチで出迎えたチームメートと喜びを分かち合った。
「プレーできるから(試合に)出ている。自分では最初から出るつもりだった」
満身創痍(そうい)。それでも、弱音は吐かない。それが小笠原の「サムライ魂」だ。2日の第2戦で左手小指付け根に死球を受けた。病院で検査した結果は「打撲」で済んだが、痛みは残っている。
10月25日の中日とのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージ第4戦では、左手親指付け根に死球を受けていた。どちらも、常人なら骨折してもおかしくない状況だったが、強行出場を続けた。まさに死球に対する無言の怒りの一撃。原監督も「きのう(3日)はバットが振れる状態ではなかった。きょうも心配していたが、強い精神力だ」と敬服する。
痛み止めは、飲まずに試合に臨んだ。正確に言うと小笠原はアレルギー体質のため、痛み止めを飲めない。薬には頼らず、痛みと戦いながら打席に入った。前夜は、練習後にウルトラサウンド(超音波)治療器を患部に当てて、必死の治療を行った。
六回にはラミレスにも2試合連続のソロアーチが飛び出した。これで「ガッツ&ラミ」のアベック弾は今季17度目。公式記録には残らないが、1985年の掛布−バース(阪神)の16度を抜き、史上最強コンビの称号を手にした。もちろん不敗神話も継続させた。
「追い上げられた状況だったけどラミ、ガッツが打ってくれた。得点以上に大きかったね。一戦必勝で戦っていきたい」
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