2018年07月23日
カブトムシを飼い始めました。カブトムシの飼育に必要なものを紹介します。
夏の風物詩、カブトムシを飼うことになりました。
カブトムシはホームセンターのコーナンでゲット。
オスとメスのつがいで購入しました。1000円ぐらい。
子供の頃以来、久しぶりに飼育するので、何を買い揃えればよいやら。
最近はバイオ・消臭・保水などハイテクなグッズが色々あるようです。
飼育に必要なものを色々調べてみたので紹介したいと思います。
〜カブトムシの飼育に必要なもの〜
ひと昔前は、飼育ケースに腐葉土入れてリンゴとか置いとけばOK。
といった感じでしたが、匂いが臭くて果物に小バエがたかるなんてことも・・・
時代は進化していて、最近では色々便利なものがあります。
飼育ケース
これがないと始まりません。
蓋つきで透明で中身が観察しやすい飼育ケース。
蓋がしっかりと閉まって、中身が取り出しやすいものが良いです。
サイズは、オスメスの2匹を飼うとなると、ある程度大きさに余裕がある方が良いです。
でも、我が家は手狭なので子供の虫取り籠ぐらいの小さなものにしました。
本当のお薦めは中サイズ。
登り木やエサ台など入れるとこのぐらいのサイズがお薦めです。
蓋がしっかりと閉まることが重要。
カブトムシの力はかなり強いので、簡単な蓋だと脱走します。
マット
広葉樹の材を粉砕後、発酵熟成させた土のようなもの。
成虫の場合はケースの3分目ぐらい。幼虫は半分ぐらい入れます。
マットは握ってまとまる程度に加水して利用します。
エサやフンなどで汚れるので2週間ぐらいで交換。
小まめに交換したとしても小サイズケースなら5L売りのマットで十分だと思います。
マットは幼虫のエサにもなります。
バイオ育成マットはカブト虫の幼虫飼育に適していて大きく育つそうです。
成虫、産卵、幼虫の特性に合わせてマットを選ぶとなお良いそうです。
エサ
昔は樹液を木に塗ったりしてましたが、最近は栄養価の高く扱いやすいゼリーが主流のようです。
成虫1匹に対して一日1個を与えるのが基本。
カブトムシは2ヵ月ほど生きるので一袋50個ぐらいあれば十分。
今回は2匹飼うので二袋購入しました。
あと、エサ台がある方が衛生的でよいですね。
木にゼリーをハメこむタイプなど色々あります。
今回は洗いやすい抗菌加工のエサ皿を購入しました。
〜カブトムシの飼育に便利なもの〜
消臭・保水グッズ
カブトムシ・クワガタの飼育にはしっかり保水して乾燥させないことが重要。
また、同時に消臭効果があるものがお薦めです。
・バイオウォーター
マットにぶっ刺して使うタイプの保水剤です。
バイオウォーターの使い方は、キャップを外して逆さまにして肩まで土に刺します。
ゆっくり傾けるとドボドボと出ますが、逆さまにすると少しずつ点滴のように出るのでご安心を。
外出している場合なども保水してくれるので便利そうなので購入しました。
でも、ケースが小さくて蓋がしまらない・・・
という失敗をしてしまいました。ご注意を。
・水分補給スプレー
状況に応じて小まめに加水できるスプレータイプ。
最初にマットに加水する時にも活躍しました。
マットの加水は握って固まるぐらいの湿り気が必要です。
<バイオウォーターの頻度について>
乾燥状態にもよりますが表面が湿っているなら2・3日に一度ぐらいで十分です。
高温の場合はケース内が霧吹きで蒸れるのもよくないので、やり過ぎは注意が必要です。
どちらも昆虫が好むライラックフレーバーが付いていて消臭効果も期待できます。
・保水シート
保水ポリマーのシートで、こちらもマットの乾燥を防いでくれます。
バクテリアが食べ残しやフンなどを分解して消臭してくれるそうです。
こんな感じにマットの底に敷いて使います。
のぼり木・転倒防止材
・のぼり木
カブトムシは自然では木にとまっているので、のぼり木があると喜びます(たぶん)
木にとまった状態を観察するのも醍醐味ですね。
エサ穴のついたタイプは蜜やゼリーなどを入れることもできます。
これも、ケースが小さいと入らないので注意。
今回は、公園で拾ってきた手ごろな大きさの枝を切ってケースに入れました。
のぼり木を入れた後、カブトムシの動きが活発になりました。
・転倒防止材
カブトムシやクワガタは平坦な場所で転倒すると起きあげれなくて死んでしまう場合があります。
転倒しても起き上がりやすいように、小枝や樹皮などを一緒に入れてあげましょう。
市販もされてますが、公園などでも入手できるので拾ってきました。
防虫シート
小バエがたからないようにするための、ディフェンスシートです。
適度な保湿効果もあります。
蓋とケースの間に挟んで使います。
これで、飼育環境を整いました。
ケースの半分がバイオウォーターとエサ皿が占めて窮屈そう・・・
でも、今のところ元気に暮らしております。
カブトムシの一生
成虫は7月〜9月ぐらいまで生きるそうです。
@産卵(8月〜9月頃)
A幼虫(10月〜5月頃)
Bサナギ(5月〜6月)
C羽化、成虫(6月〜7月)
無事卵が産まれたら羽化できるところまでチャレンジしてみたいと思います。
カブトムシの幼虫はマットを食べて食べるので特別なものは必要なさそうです。
ちなみに、今回間違って購入しものに「朽木」があります。
こちらは、幼虫が育つために必要なエサだそうです。
特にクワガタは卵〜幼虫に育つまでを朽木の中で過ごすそうです。
カブトムシの幼虫も朽木を入れるとより大きく育つそうです。
卵が産まれたら使ってみたいと思います。
購入リスト
カブトムシの飼育に必要な物のおさらいです。
□飼育ケース
□マット(土)
□エサ(ゼリータイプ)
□エサ台
□防虫シート
□保水グッズ(ボトル、スプレー、マット)
□のぼり木
□転倒防止材
お薦め商品
今回購入したもの、調べてお勧めだと思ったものを紹介します。
□カブト虫・クワガタ虫カンタン飼育セット
とりあえず必要なものが一通り揃ったお得なセットです。
ケースが中サイズなので今回はバラで揃えましたが、一番簡単に揃うのでお勧めです。
<内容>
・飼育ケース 中サイズ
・マット 5L
・エサ(ゼリータイプ2個)
・エサ台
・防虫シート
・保水グッズボトル
□飼育ケース クリーンケース
色々調べたところ、飼育業者も利用する定番ケースみたいです。
蓋がしっかりと閉まって、小バエが入りにくい設計になっているそうです。
□マット(広葉樹)
バイオ育成マットは幼虫が大きく育つそうです。
□エサ(ゼリータイプ)
広口タイプで食べやすいゼリーです。
□エサ台
フジコン 抗菌エサ皿
□防虫シート
マルカン 虫よけシート1番
□保水グッズ
以上、カブトムシの飼育に必要なものの紹介でした。
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