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ハーツ・オブ・ストーン

 今回は、「Blue Ridge Rangers」の続きです。
 取り上げるのは、Hearts Of Stoneです。
 私は、この曲に縁があるようで、たまたま見つけた日本盤シングルを買いました。

 元気一杯、アップ・テンポのこの曲は、当然カントリーのカヴァーだと思いました。
そこでオリジナル・シンガーを調べました。私の習性(?)です。




 この曲を全国的に有名にしたのは、Fontane Sisters(ポップ系? カントリー系?)という白人女性グループで、54年にヒットさせました。
 また、翌55年には、リズム&ブルース・グループのOtis Williams&Charms盤がヒットしました。(…らしいです。私は残念ながらどちらも未聴です。)

 当初は、完全にカントリー・ナンバーだと思って、疑いもしなかったのですが、以外にも、この曲のオリジナルは、リズム&ブルース・ボーカル・グループのJewelsによるもので、54年にリリースされたものだと知りました。

 Jewelsは、ドゥ・ワップの初期のスタイルのグループのひとつで、作者のルディ・ジャクソンは、メンバーの一人でした。
 実は原曲は、50年代のリズム&ブルースで、白人女性グループが同年にすぐカヴァー盤を出してナショナル・ヒットさせたという訳です。(割りとよくある話です。)

 米ライノのDoo Wop Box Vol.1に入っていたので、知ったことです。
 このあたりのことは、同Boxの英文ライナー(1曲ごとに解説つき)に詳しいはずですが、私の英語力では頭痛を引き起こすだけです。
 John Fogertyが、どのバージョンをお手本にしたのか不明ですが、アレンジは、聴けば誰でも分かるとおり、カントリー・スタイルです。
 Fontane Sisters盤が聴きたいものですが、この1曲を探すために必要とする情熱と労力を惜しんだため、いまだに目的を達成できていません。

 また、のちに英版Wikiで知ったことですが、Red Forley盤があるようです。
まあ、普通はそれ誰?という感じがノーマルですが、カントリーの大御所の一人です。Johnが参考にしたのは、Forley盤かも知れません。

 今回は、Jewels盤をベースに作ったこの動画をご覧下さい。

 …のはずだったんですが、せっかく作ったにもかかわらず、音はJewelsですが、画像はCharmsのものを使ってしまっていました。
 気が付いて作り直しを考えましたが、Charmsは音源を持っていず、Jewelsの画像は発見できません。(Google画像検索では、宝石ばかりヒットして、たまに黒人グループがかかっても、Charmsなので、ついに諦めました。)
  
 もうやけくそです。世界中に誤りが配信されていますが、指摘出来る人はまれでしょう。
 また、YouTube検索の上位に入るとは思えないのが、せめてもの慰めです。

 というわけで、 (小声で) これは、音はJewelsで、画像はCharmsになっている動画です。
 …この誤りは、あなたと私だけの秘密です。






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