2011年05月13日
夜汽車にゆられてふるさとへ
私がDoc Watsonを聴いていたのは、多分90年代初め頃だと思います。
もう20年が経ったわけですが、実感はありません。
このアルバムは、当時、よく聴いていたものの1枚です。
当時の私が特に気に入っていたのは、ヴァンガード盤では"Good Deal! Doc Watson In Nashville"、シュガーヒル盤では"My Dear Old Southern Home"と、このアルバムでした。
1. I'm Going Back To The Old Home (C.Stanley)
2. Greenville Trestle High (Trad.)
3. Highway Of Sorrow (P.Pyle, B.Monroe)
4. Fill My Way With Love (arr. Doc Watson)
5. We'll Meet Again Sweetheart (L.Flatt, E.Scruggs)
6. Riding That Midnight Train (R.Stanley)
7. Stone's Rag (arr. Doc Watson)
8. Ramshackle Shack (W.Mainer)
9. Midnight On The Stormy Deep (arr. Doc Watson)
10. Baby Blue Eyes (J.Evanes)
11. What Does The Deep Sea Say (J.Mainer)
12. Let The Church Roll On (A.P.Carter)
13. Sweet Heaven When I Die (C.Grant)
このアルバムは、86年にリリースされたもので、レコーディング・メンバーは以下のとおりです。
Doc Watson : guitar & vocals
Merle Watson : guitar & clowhammer banjo
T.Michael Coleman : bass & harmony vocals
Sam Bush : mandlin
Mark O'Conner : fiddle
Bela Fleck : banjo
Alan O'Bryant : guitar & harmony vocals
Doc Watsonは、ブルーグラスのギタリスト(当時の)に大きな影響を与えたのは間違いないですが、自身ではブルーグラスに特化して取り組んだアルバムは、当時あまりありませんでした。
Docといえば、私には、フォーク・ブルース、マウンテン・バラッド、セイクレッド・ソングなどのイメージが強いです。
そんな中、このアルバムは、新しい波ともいうべき奏者たちとともに、初めてブルーグラスに真正面から向き合ったアルバムだったのだと思います。
レコーディング・メンバーは、当時でも既に一流の評価を得ていた人たちだと思いますが、現在は相当ビッグ・ネームになっているのではないでしょうか。
私は、ブルーグラスに詳しくないですが、ベラ・フレックの名前は、近年よく目にします。
マーク・オコーナーは、当時から最高のフィドラーであり、ギタリストだと思っていました。
サム・ブッシュは、今どうしているんでしょう。
エミルー・ハリスと一緒にやっていた時期があったように記憶していますが、それももう10年以上前かも知れません。
また、ここには名前がないですが、ドブロのマイク・オールドリッジも懐かしいです。
私は、気に入った曲の原曲を探すのが好きですが、ブルーグラスはさほど追っかけてはいません。
ここでは、スタンレー・ブラザーズや、ビル・モンローなど大御所の曲が演奏されています。
また、全ての原点ともいうべき、カーター・ファミリーの曲もあります。
でも、私が初めて本作を聴いたとき、真っ先に夢中になったのは、"We'll Meet Again Sweetheart"でした。
Flatt & Scruggsの名作です。
私は、すぐにフラット & スクラッグスのマーキュリー音源を入手したように思います。
個人的には、この曲は、"Someday We'll Meet Again Sweetheart"という表記で呼びたいです。
いつかまた ぼくたちは巡り合う
そして 二度と離れることはないんだ
だから 泣かないで
今はお別れだけど ブルーにならないで
どうか ぼくの言葉を忘れないで
夜ごとぼくは祈る 恋人よ
いつかまた、ぼくたちは巡り合う
最高の演奏と、最高の歌唱がここにあると思います。
私は、オリジナルより遥かに好きです。
ドック・ワトソンの新作を追わなくなって、相当たちました。
最後に買ったのは、"Docabilly"だったと思います。
調べたところ、何と95年リリースでした。
おそらくは、きっかけさえあれば、またドック熱がぶり返すのは間違いないと思います。
今回、本作を聴き返して、胸騒ぎを感じています。
やはり、「いいものはいつまでもいい」のでした。
関連記事はこちら
ドックが好き
もう20年が経ったわけですが、実感はありません。
このアルバムは、当時、よく聴いていたものの1枚です。
当時の私が特に気に入っていたのは、ヴァンガード盤では"Good Deal! Doc Watson In Nashville"、シュガーヒル盤では"My Dear Old Southern Home"と、このアルバムでした。
Riding The Midnight Train
Doc Watson
Doc Watson
1. I'm Going Back To The Old Home (C.Stanley)
2. Greenville Trestle High (Trad.)
3. Highway Of Sorrow (P.Pyle, B.Monroe)
4. Fill My Way With Love (arr. Doc Watson)
5. We'll Meet Again Sweetheart (L.Flatt, E.Scruggs)
6. Riding That Midnight Train (R.Stanley)
7. Stone's Rag (arr. Doc Watson)
8. Ramshackle Shack (W.Mainer)
9. Midnight On The Stormy Deep (arr. Doc Watson)
10. Baby Blue Eyes (J.Evanes)
11. What Does The Deep Sea Say (J.Mainer)
12. Let The Church Roll On (A.P.Carter)
13. Sweet Heaven When I Die (C.Grant)
このアルバムは、86年にリリースされたもので、レコーディング・メンバーは以下のとおりです。
Doc Watson : guitar & vocals
Merle Watson : guitar & clowhammer banjo
T.Michael Coleman : bass & harmony vocals
Sam Bush : mandlin
Mark O'Conner : fiddle
Bela Fleck : banjo
Alan O'Bryant : guitar & harmony vocals
Doc Watsonは、ブルーグラスのギタリスト(当時の)に大きな影響を与えたのは間違いないですが、自身ではブルーグラスに特化して取り組んだアルバムは、当時あまりありませんでした。
Docといえば、私には、フォーク・ブルース、マウンテン・バラッド、セイクレッド・ソングなどのイメージが強いです。
そんな中、このアルバムは、新しい波ともいうべき奏者たちとともに、初めてブルーグラスに真正面から向き合ったアルバムだったのだと思います。
レコーディング・メンバーは、当時でも既に一流の評価を得ていた人たちだと思いますが、現在は相当ビッグ・ネームになっているのではないでしょうか。
私は、ブルーグラスに詳しくないですが、ベラ・フレックの名前は、近年よく目にします。
マーク・オコーナーは、当時から最高のフィドラーであり、ギタリストだと思っていました。
サム・ブッシュは、今どうしているんでしょう。
エミルー・ハリスと一緒にやっていた時期があったように記憶していますが、それももう10年以上前かも知れません。
また、ここには名前がないですが、ドブロのマイク・オールドリッジも懐かしいです。
私は、気に入った曲の原曲を探すのが好きですが、ブルーグラスはさほど追っかけてはいません。
ここでは、スタンレー・ブラザーズや、ビル・モンローなど大御所の曲が演奏されています。
また、全ての原点ともいうべき、カーター・ファミリーの曲もあります。
でも、私が初めて本作を聴いたとき、真っ先に夢中になったのは、"We'll Meet Again Sweetheart"でした。
Flatt & Scruggsの名作です。
私は、すぐにフラット & スクラッグスのマーキュリー音源を入手したように思います。
個人的には、この曲は、"Someday We'll Meet Again Sweetheart"という表記で呼びたいです。
いつかまた ぼくたちは巡り合う
そして 二度と離れることはないんだ
だから 泣かないで
今はお別れだけど ブルーにならないで
どうか ぼくの言葉を忘れないで
夜ごとぼくは祈る 恋人よ
いつかまた、ぼくたちは巡り合う
最高の演奏と、最高の歌唱がここにあると思います。
私は、オリジナルより遥かに好きです。
ドック・ワトソンの新作を追わなくなって、相当たちました。
最後に買ったのは、"Docabilly"だったと思います。
調べたところ、何と95年リリースでした。
おそらくは、きっかけさえあれば、またドック熱がぶり返すのは間違いないと思います。
今回、本作を聴き返して、胸騒ぎを感じています。
やはり、「いいものはいつまでもいい」のでした。
Riding The Midnight Trainです。
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投稿者:エル・テッチ|02:00|カントリー、ブルーグラス
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