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ゴスペル・イン・マイ・ソウル

 Otis Clayの90年代ゴスペル時代の日本盤で、邦題は「ゴスペル・イン・マイ・ソウル」です。
 このアルバムは、日本盤ですが、タイトル、ジャケット違いで同内容のものが、以前はいろいろとあったはずです。


When the Gates Swing Open
Otis Clay

1.When the Gates Swing Open
2.You Can Make It
3.Working Hard
4.If I Could Reach Out (And Help Somebody)
5.On My Way Home
6.Sending up My Timber
7.His Precious Love [Live]
8.Every Road (Got to End Somewhere)
9.Have Mercy Jesus
10.Save a Seat for Me

 先ほどアマゾンJPで検索したところヒットしませんでしたが、アマゾンUSでは、この日本盤がイン・ストックになっていました。
 そのうち入手困難になるでしょうから、お探しの方は今のうちチェックされることをお勧めします。
 内容は、一言で言って素晴らしいです。

 そして、歌詞が理解できない典型的な日本人を代表して、自信たっぷりに言いますが、完全にソウル・アルバムとして聴いてもOKです。

 感情の高ぶりが頂点に達した瞬間、搾り出すような歌声が、一瞬ハスキーになるところが、いつ聴いてもセクシーです。

 7曲目のHis Precious Love が、ライヴ・アルバム、Soul Man-Live In Japanからの再収録ですが、とりたてて違和感はありません。
 全てが素晴らしい極上のパフォーマンスです。

 とりわけ注目は、ハイでも録音しているクレイのお気に入り、「誰かに手を差し伸べることが出来たろうか…」と歌う、If I Could Reach Out (And Help Somebody)です。

 ジョージ・ジャクソン作の感動的なこの曲を、ぜひハイのスタジオ録音と併せて聴き比べてみてください。
 個人的には、こちらのミディアム・スロー・バージョンが、より胸に迫る熱いテイクだと思います。

 ソウル、ゴスペルの枠を超えて、クレイ好きにはたまらない1枚になっています。






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