私のバースディ・バスは、蓬を入れた蓬湯である。
蓬は、キク科蓬属の多年草。
本州、四国、九州の日当たりの良い草地や土手、荒れ地、路傍などに生える。
蓬湯の立て方は、両手1〜2杯分の葉と茎を鍋で煮立て、その煮汁を風呂湯に加える。
蓬にはシネオール、ツヨンなどの精油成分が含まれており、良い香りがすると共に、身体を芯から温め、風邪の諸症状や腰痛、肩凝りの他、安眠、美容などにも効果がある。
薬用としては、お灸で使う艾の原料になる他、煎じて飲用すると、健胃整腸、喘息、冷え症などに効く。
更に、虫刺されの痛みや痒み、切り傷、擦り傷などの応急処置に生葉の汁を塗布する民間療法もある。
又食用としては、春先の若芽、若葉で草餅にしたり、和え物やお浸し、菜飯、天婦羅にしたりと幅広く楽しめる。
大海 淳 エッセイスト
愛媛新聞 野草と紡ぐ暮らしから
蓬は草餅で知っていた。
薬草と呼ばれるものは飲んでも良いし、食べても良いらしい。
知識として知っていて損はない様だ。
できれば知識だけでなく活用して見たい。
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