キスの味

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お盆休みも終わったようで、道路や街に車や人が帰ってきたようだ。

土曜日の夜から、長野県の切明温泉に行ってきた。
車で走ること、6時間。
関越道の石打ＩＣから約60キロぐらい走ったところ。

20年前ぐらいにマスコミで紹介され、
秘湯の雰囲気が失われつつあるが…

切明温泉の雄川閣の駐車場についたのは、
朝の3時。
車内で仮眠をとって、朝の8時ごろから
魚野川へ。

ここは知る人ぞ知る、
河原に温泉が湧いているのだ。
源泉と、川の水をうまくあわせて
自分ながらのお風呂を作る。

あちこちにお風呂の原型があるので、
それをうまく使う。

今は夏休み。
川遊びを目当てに家族連れがやってくる。

それはそれでいいのだが、
できれば、その温泉には裸で入りたい。

昨年、訪れたのは8月の最終週。
家族連れもいなくて、温泉を楽しむ人たちだけだった。
のんびり、裸で温泉につかった。

家族の反対をおしきって裸で温泉に入った。
昨年、来ていた30代ぐらいの男の人もたまたま来ていて、
その人ももちろん裸で入っていて、
半日ぐらい、こういう秘湯について語り合った。

その間に、裸で入る人、水着で入る人、服のまま足だけつかる人が
入れ替わり、立ち替わりきた。

まあ、シーズンがシーズンなだけに今年はちょっと温泉を堪能出来なかったね。

それでも中年のおじさんたちとは、意気投合して
やはり温泉は裸だから♪と
いいお姉ちゃんに巡り合えて、良い土産話出来たと嬉しそうだった。

川も水量や適度な水流があって、
ここは人気がなかったので、やはり全裸で泳いだ。
もう、最高だった。
家族は、もうあきらめ顔だったけどねぇ。

もう少しで、夏休みも終わる。
とても楽しい思い出ができたかなぁ。

秘湯に自然たっぷりのキッスだよ。

今朝はちょっと曇りがち。
暑さも一段落だよぉ。

昨日は集まりで錦糸町へ行った。
久しぶりの都内で（都内というほどでもないかな）
人の多さに、もうそれだけで参ってしまった。

集合時間に早かったので、駅ビルの本屋さんに立ち寄った。

久々に行く本屋さんは、真新しい本が平積みになっていた。

タイトルを見ていると、
そのほとんどが啓発本だ。

こうしたらうまくいくとか、
こうだったら、ダメだとかなど。

ビジネスマンが多く立ち寄るから、こういう本の並べ方になるのだろうけど。
果たして、こういう本は売れるのだろうか。

違うコーナーにのぞいてみても、
やはりそのジャンルのノウハウ本で占められている。

ノウハウや手段は個人差もあるし、環境も違うし、
条件はどれ一つとっても、同じということがないから、
こういう本を読んでも、参考になるのだろうか。

なんて思っていたら、集合時間になってしまった。

今度時間があるときに、ゆっくり本屋さんめぐりもいいなぁなんて思ったよ。
ちょっぴり、インテリなキッスだよ。

昨夜は熱帯夜から解放され、久しぶりにぐっすり寝られたよ。
今朝も曇りがちでちょっとだけ暑さもしのぎやすそうだ。

近所に住む外国人は夜中になるとよく歌っている。
まあ、安眠妨害と言えばそうなるかもしれないが、
私的にはそれほどでもない。
家族たちもほとんど気にならないようだ。
夜中、ふと目を覚ますと、歌声が聞こえるという感じかなぁ。

それが一昨日の夜中。
突然、
「うるさい！今何時だと思っているんだ」と男性の怒声。

寝ていた私も少し起きて様子をうかがった。
歌声がぱたりとやみ、静寂になった。

その男性はおそらくその外国人と同じアパートに住んでいる人かなぁと思った。

昨日の朝、出勤しようと自転車に乗ると、後ろタイヤがパンクしていた。
昨夜はなんともなかったのに。

家人がパンクした自転車を自転車屋さんにもっていくと、
「なんか、故意的に穴をあけられた感じがするねぇ。穴が横だからねぇ。」

もしかして、件の外国人が恨みを持って穴をあけたのかなって。

そのアパートは道路を挟んで建っていて、
窓が我が家に向かって開いている。
我が家の窓もそのアパートに向かって開いている。

だから、家人が怒鳴ったと思われてもしょうがない。

昨夜もまた気持ちよさそうに歌っていた。
例の怒鳴り声は聞こえなかった。

濡れ衣かなぁ。
それともパンクしただけかなぁ。

暑い夜中の珍事に、ミステリアスなキス。

今朝は暑さも一段落のようだけど、
やはり職場まで自転車で来ると全身汗！の状態だよ。

最近、よくひったくりの話を聞く。
昨日も、知人のおばちゃんが自転車からカバンをひったくられたって
教えてくれた。

夜の７時ごろ、少し人気の少ないところを自転車で走っていたら、
後ろから音もなく、スーッを近づいてきて、
バイクの２人乗りに取られてしまったとのこと。
一瞬の事でよく分からなかったらしい。

はっと我に返り、とにかく自宅まで帰った。
その知人の方は一人暮らしで、家の鍵もカバンに入っていて、
家にも入れなかったようだ。

隣に住む方に事情を話したら、すぐ警察を呼んでくれたらしい。
それから、約３時間かかって現場検証などで、もうすっかり疲れてしまったらしい。

カバンに入っていたのは、財布、携帯、カード、保険証、家の鍵、杖などなど。

杖は折り畳み式でカバンの上に置いてあったのが
カバンを取られた際に、地面に落ちたらしく、現場検証の時に見つかったようだ。

カバンをとられて、現金の被害もあったけど、
カードや保険証の再発行、携帯の再契約、鍵の取り付けなど、
お金よりも手間が大変だったとこぼしてみえた。
そして何よりも、恐怖感でまだいっぱいだと言っていた。
よくひったくりで、転んでけがをする方もいる中で、自分は不幸中の幸いだったかもとも。

ひったくりはいけないが、いかに自己防衛するかだねぇ。

被害にあったおばちゃんにお見舞いのキッス。

今朝も、早くから暑いよぉ。
全国各地、猛暑が続いている。
じっとしているしかないよねぇ。
こういう時だからこそ、エネルギーがパワーアップしてしまう自分がいたり・・・

昨夜は近所のおじ様の家に家族でお呼ばれに行った。
夕方、たまたまそこの家の前を通りかかったら、
暑気払いをしましょうと声をかけられた。

おじ様は普段は一人暮らし。
昨日はその子どもさんたちもいらしていた。

お食事の内容は、プチフランス料理。
子どもさんの一人が都内のホテルのシェフらしい。

数品綺麗なお皿に盛りつけてあり、ランチョンマットにならべてある。
もうこれだけでも、雰囲気がたっぷり。

私の家族たちも普段食べつけない料理に、舌鼓を打ちながらいただいていた。

食材は至って私が買うのと変わらない。
ただ、調理方法が違うだけで、こんなに違うものだと改めて勉強になったよ。

「トマトのチーズ焼き」…さりげなくバジルの葉がのっていたよ。
「ローズマリー入りジャガイモと鴨肉のソテー」…鴨肉はちょっとゴージャスだったな。
「きゅうりと新生姜とえのきの酢の物」…何気ない酢の物が、これまた絶品だった。
「夏野菜の蒸し焼き」…数種類の野菜を鉄板で蒸し焼き。エキスがとても効いていた。
「カルボナーラスパゲティ」…おいしくて何回もおかわりしていた。
「豆腐と野菜サラダのミックス」…野菜サラダにはみょうがやカイワレやきゅうりが刻んであった。サラダ版白和えかな。
「スペアリブ」…うまいの一言。
とても高そうなワイン数本…大分酔っぱらってしまいには味が怪しかったけど。

料理をいただく傍ら、将棋も指しながら楽しい時を夜遅くまで過ごしたよ。

楽しい暑気払いに、夏も吹っ飛ぶキッスだね。

今日も、猛暑。
だけど風があって、少しだけしのぎやすいかなぁ、ほんの少しね。

午前中、リハビリと筋力測定をしてきた。
まあ、順調に回復の事のようだ。
だけど、筋トレをさぼっているから自分ではちょっとダメダメだね。

仕事までまだ時間があったから、20分ぐらい軽いランをしてみた。
患側より健側のほうが痛かった。
きっとかばって使っているからだろう。

傷口や周囲の筋肉のこわばりもきつい。
夜、横になっても体全体が左足にひっぱられている。
このひっぱられ感は、どうやって説明したらいいのだろうか。

まあ、私が暴走しないように
本当によい足かせだなと言い聞かせ、またリハビリに頑張ろうと思ったよ。

それにしても、怪我をしたのが寒い時で良かったとつくづく思う。
いま、松葉つえをついている人や装具をつけている人を見かけるとなおさらだ。

怪我をして273日目。
完全復活を目指して、また一から頑張ります。
左アキレスとかばってくれている右アキレスに愛をこめてキッス。

今朝も今日一日の猛暑を予感させるかのような朝だよ。
お盆休みも今日までなのかな？

週末はお盆で実家へ行ってきた。

実家の岐阜は猛暑を超えていたよ。
暑さがドカーンとくる。
風もない。
これまた冬は冬で、雪が降る。
メリハリがききすぎるけど、自然たっぷりだなと
田舎を離れて改めて感じるよねぇ。

近所のおじちゃん、おばちゃんもすっかり年老いてしまって。
私ぐらいの年代が次の代を担っている。

土曜日に近所にあるお墓で供養が行われた。

200ぐらいしかないところだけど、
お盆にはみんなが集まり、近くの住職さんをお招きして供養していただく。

夕方6時から始まった。
その前には、みんなそれぞれのお墓を掃除したり、新しいお花を供えたり、
線香を立てたりとしていた。

住職さんの読経が始まった。

しかし、そこに集まった人々は色々な話があるようで話がおさまらない。
家族の一人が
「こんなにうるさくていいの？お経さんが聞こえないし、お坊さん、怒らないかな？」
って聞いてきた。
全くだよねぇ。

「自分だけは手を合わせて、静かに聞いていなさい」と言った。

最後まで話し声は止むことはなかった。

読経が終わると、お供えのお菓子が皆に配られた。
我こそはと、菓子箱に群がっていた。

まあ、静寂も大切かもしれないけど
久しぶりに出会った人々は、懐かしさや嬉しさで話を交わしていたのだろうねぇ。

父の墓前でお参りしながら、にぎやかな供養はよかった？と聞いたら、
「よかったよ」の声が聞こえた気がしたよ。

お盆に感じる田舎の人々の温かみのキッス。

今朝は台風一過とはならず、湿度が高いよ。
そして13日の金曜日、仏滅。
三りんぼうでなくてよかったよ。
私は雑食だから、ジェイソンになってみたり、暦を使ってみたり、何とも節操のないことで…

お盆になったからか、職場に来る道もガラガラだった。
おかげで、軽快に車道を走ってこれたよ。

昨日は偶然にも3人の人から痛い話を聞いた。

一人は歯茎が数年痛い人。
一人は腰が痛い人。
もう一人は、頭が痛い人。

歯茎の痛い人は大学病院でさじを投げられ、鎮痛薬も役に立たない。
腰が痛い人も、2年ほどずっと痛くて歩くのがつらいと。
頭が痛い人も、なにかお椀をかぶっているみたいでと。

よほど、私が元気に見えるとみえて最後に
「いいわねぇ、痛いところがなさそうで」と。

ありますですよ、私にも。

まず、歯です。
欠損したところを放置してあり、疲れがたまるとうずきだす。
次は、胆のうです。
石が数個あり、やはり疲れるとズキッと痛み出す。
そして最後にはアキレス腱です。
まだ痛いよりも、こわばりかな？

よくよく話をきていると、
体の不調よりも、心の不調のほうが強いような気がする。

できれば、もう少し心を穏やかにもって過ごせたら、
きっと痛みも感じないかもしれないよねぇ。

今日からのお盆の間だけでも痛みがないようにできたらいいよねぇ。

痛くならないように、チチンプイプイのおまじないのキッスだよ。

あれから25年。
忘れもしない。
初めての一人旅で、10日も北海道をうろうろしながら、
それでも、旅ができてとても嬉しい気分で帰ったところに飛び込んできたニュース。

飛行機が群馬のほうで墜落したらしいと。
嬉しい旅気分はどこかへ飛んで行ってしまった。

それからいつものように、マスコミによる報道合戦が始まった。
ご遺族の気持ちを考えることなく。

この事件の後、疑問に思うことが多くあり、
色々な本、記事を読んだ。

そこで行き当ったのが、隠された事実。
このことを実際に本に書かれている人もいる。

私たち一般市民は、いつも国に犠牲にされてしまう。
それも運命なのか。

でも５２０人ではなく、５２１人の命が亡くなったのは真実だ。

私はこの日がいつも来ると、
自分が生きている幸せをあらためて感じ、
おごそかに１日を過ごすのだ。

ご冥福のキス。

今朝も早くからセミの大合唱。
台風が近づいているせいか、湿度も高い。
それにしても今年の暑さは、病気の方や介護中や高齢者の方、乳幼児には厳しかっただろう。
いくら室温を調整しても、外気の暑さの影響を受ける。
そして今年は野菜も不作だ。
暑さにばてないよう、ビタミンやミネラルもちゃんととって、腸内環境もきちんとしたいよねぇ。

昨日は家族と、姪を東京駅まで送っていった。
私の実家へ行くからだ。

お盆前の東京駅の新幹線ホームは、帰省客、行楽客、ビジネスマンなどが入り乱れていた。
しかし、皆どの顔も何となく嬉しそうだ。

岐阜羽島に停車するひかりは１時間に１本ある。
いつもなら、３０分前につくと、まだ誰も並んでいないのだが、
昨日はすでに１０人以上は並んでいた。

家族たちも手慣れたもので、ホームにつくと、
お菓子とジュース買ってくるから、カバン見ていてねと
楽しそうに姪と３人でキヨスクへ買いにいってしまった。

それを見ていた後ろに並んでいたおばさんが
「しっかりされていますねぇ」と話しかけてきた。
いえいえ、ただ楽しいだけですから〜と笑って答えておいた。

乗降客が多いせいか、車内清掃が終わったのが発車５分前。
３人掛けの席に座った家族たちと別れを惜しんでいると、
一人が、
「もう発車しちゃうから、降りたほうがいいんじゃない？」って。

あわてて降りてしばらくすると、発車のベル。
車内にいると案外聞こえないものなんだよね。

いつものように、家族たちを乗せた新幹線のテールランプにお願いのお辞儀をして
ホームを後にした。

昔ほどではないけど、お盆で民族の大移動が始まるよね。
ご先祖さまが引き合わせてくれる夏にしばしの休息のキッスだね。