キスの味

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今朝は、小雨模様だ。
昨日は、立冬。
暦の上では、冬に入ってきた。

８年前の今日、アキレスを切ったことを、ふいに思い出した。

あの時は、家族のみんなに迷惑をかけたなぁ。

いつでも、私は家族に迷惑をかけている。
と、心で思っているが、
きっと家族は、そんなことは感じていないだろう。

暴君なお母さん、女房だろうなぁ。。。。

でも、こんな素晴らしい家族に出会えて、
マジ、感謝していますよ。

家族に感謝のキス。

今朝も暖かな朝となった。

昨日は、地元のソフトボール大会だった。
アキレス腱を切った大会だ。
あれから2年がたち、今月の8日で3年目。
看護師の叔母からは、3年は競技は見送りなさいねときつく言われている。

大会の集合場所に行くと、他のチームに人たちが、
私を見つけては「おっ、もう大丈夫？」とか
「頑張っているね。今度は右を切らないでよ」とか、
口々に声をかけて下さる。
有難いことだ。

昨日はメンバーが集まらなかったので、とりあえず先発でいくことになった。
最近はほとんど練習をしていないので投球にはあまり自信がなかった。

1イニングは何とか抑えられた。
2イニングからは、下半身が耐えられなくなり、
3イニング目でコールドで負けてしまった。

チームの人に謝ると、良い回復状況じゃない、来季もがんばっていこう！
と逆に励まされた。

楽しみでやっているとはいえ、やるからにはやはり勝ちたい。
この冬は下半身を鍛えていこうと思った。
左のアキレス腱に、一緒に頑張ろうのキッスだよ。

今朝は曇りがちだよ。
この冷え込みで洗濯物を干すのに時間がかかってしまう。

昨年の今日はアキレスをオペした日だ。
1年が経つのは早いものだ。

左足はいまだにこわばり感が続いてる。
朝、起きた時はまともに歩けない。
右足と比べると、まだまだ細い左足だ。

だけど義足を付けているときのことを思えば、
もう普通に歩けるし、走れるし。

左足を使って何かをするときは
一つ一つ躊躇する。
今まで爆走してきた私には本当に良い足枷になった。

昨日、新聞で地震で足を失ったダンサーが紹介されていた。
その人に比べたら、なんてことはない。

上には上があり、下には下がある。

アキレスを切って、身体はとても痛い思いをしたけど、
その代わり、得たものはとても大きい。

人の温かな気持ちだ。

この1年で本当に多くの人に励まされ、言葉を頂き、
感謝感謝だ。

私も病気の人や弱っている人にも自分で出来ることがあれば、
さりげなく手助けできればと思う。

みんなにありがとうのキッス。

今朝はあまり冷え込みが厳しくないよ。
だけど、本当はもう少し寒いほうが農作物にはいいよねぇ。

昨日は家族が所属する野球クラブの納会だった。
100人以上が集って、1年のご苦労をねぎらっていた。

午前中、リクリエーションで親睦ソフトボールをやる事になった。
子供対ママさんチーム。

そこで、ピッチャーをやる事になってしまった。

もう、かれこれ1年は試合で投げていない。
たまの日曜日に少しだけのキャッチボール程度をやるだけなのに。

柔軟を入念にし、恐る恐るマウンドへ。

アキレスを断裂した記憶がまた蘇ってくる。
左足にあまり負担をかけないように投げる。

毎週末、練習をしている子供たちにはバカバカ打たれたが、
ファーボールも思ったより少なくて、
来年度への自分のチームへの復活もちょっと期待できるかなと思ったよ。

子供の野球の上達とともに、私のソフトの上達も一緒になりたいね。
頑張ってくれた左足に、ファイトのキッスだよ。

立冬も過ぎて、いよいよ冬へ向かう季節になったよね。
今晩は寒気が入り込んで、寒くなるとか。
それを予兆させるかのような風が落ち葉を落としているよ。

さてさて、千葉ロッテの優勝の熱もようやく落ち着いたと思いきや、
県内では、優勝セールが繰り広げられているとか。
そういえば、昨日も近くのロッテリアにカメラが入っていたなぁ。

昨夜の夕食時に、家族に1年本当にお世話になったとお礼を言った。
いや、その前に今日は何の日だ?と聞いてみても、誰も分からなかったようだ。

職場に出入りする人や知り合いの人たちは、知ってか知らずか、
昨日はたまたま、よくアキレスのことを尋ねられた。

「もう、足の具合はどうですか？」と。

もう1年も経つというのに、まだまだご心配をおかけしている。

わざわざ、職場にまで来てくれた人もいらっしゃった。
またまた、そばを通りかかったのだけど、
ふと、私のことを思い出し、足の心配をして来てくださったのだ。

その方は断裂をした時、
「足の切断でなかったから、本当によかったわね」と何度も慰めてくださった。
そういう慰められ方をしたおかげで、
多分、大変だと思わず、過ごしてこられたのかもしれない。

言葉の力は本当に大きいと実感したよ。

人の心から発せられる温かい気持ちに触れられて、感謝のキッスだよ。

千葉ロッテマリーンズが日本シリーズを制した。
諸問題はあろうが、改めてプロの仕事の素晴らしさを目の当たりにできた。
たくさん、感動、刺激をもらったよ。

そんな気持ちを祝うかのように今朝のお天気も気持ちいい。

１年前の今日だ。
アキレス断裂をした日。

怪我をする日というのは、やはり体調が悪い時だろう。
朝から、調子が悪かった。
だけど、大きい大会ということもあって、これくらいならと参加した。

その日までは、身体を思い切り使っていた。
２００％ぐらいの出力の時もあっただろう。
そんな私に身体がシグナルを発していても、気付かないふりをしていた。
それで、最終手段に出てきたのだ。

家庭や仕事を持っての治療は思ったよりも大変だった。
だが、それよりも本当に人々の心の温かさをたくさん頂き、
感謝、感謝の１年だった。

そしてまだまだ自分が至らないことも気づかされた１年だった。

アキレス腱にこれからもまだまだ頑張ろうのキッス。

昨日は天気予報が外れて、１日小雨模様だったよ。
だけど、今日は秋晴れで、お布団も干せそうだよ。

このところ、気温が低いこともあって体調がちょっと今一つだ。
そういう時は、整骨院に行ってマッサージを受ける。

行きつけの接骨院は、男の先生だ。
４０代後半と言ったところかなぁ。

風貌は、ちょっとおデブちゃんで、
その身体から発せられるオーラはすべてを包み込む感じがする。
声も、柔らかくて、いわゆる今はやりの癒し系の感じかな。

最初は電気治療を受ける。
それだけでも、全身がホカホカしてくる。

次は先生のマッサージだ。

「トレーニング、さぼっていますね」って開口一番。
「アララ、ばれましたね」　

背中にたっぷりついた贅肉。
ケガをいいことに、足の方もお休みしがちで、筋肉の付きも今一つ。
臀部も、よたよただ。

「恐怖感も分かりますが、ボチボチ気合を入れて
トレーニングしましょうね」と言われた。

日々のストレッチだけでは、筋力まではなかなかつかない。
しかも、全身運動もほとんどしていないので、代謝も悪い。

「後、アキレスのオペ跡も必ず、毎日自分でマッサージするんですよ」

ちょっと風邪気味だった身体が、すっきりした。
モチベーションをもう少しあげて、トレーニングも再開しようと思ったよ。

先生の優しいマッサージに、神の手のキッスだね。

今朝は、昨日と打って変わって雨模様。
洗濯物もちょっと雨に降られてしまったり。

今日はアキレス腱の通院が最後の予定の日だった。
リハビリ室に行くと、近所のおばちゃんが自転車をこいでいた。
「もうすっかり、良くなったの?若いから、治りが早くていいわねぇ」と言われた。
おばちゃんもゆうに70歳は超えているだろうけど、
そのおばちゃんこそ、歳を感じさせずに若々しく自転車をこいでリハビリに励んでいる。

筋トレが終わると、リハビリの先生に呼ばれた。
左ひざの絆創膏をみて、
「あらら、またやっちゃいましたか？」と半分、あきれ顔。
「アキレスも、思った以上に回復が順調であとは、準備体操を入念にしてくださいね。
アキレスのオペ後は、2年後にはすっきりしますからね」

2年後・・・・
左足のアキレスは右足のアキレスより約3倍ぐらい膨らんでいる。
ストッキングも履くのに、少しだけ抵抗がある。

だけど、つながったし、歩けるし、走れるし、
後は再断裂をしないように、意識しながら過ごしていこうと思う。

最後に先生はリハビリの仕事について話して下さった。
１２年やってきて大変だったけど、皆がこうして治っていくのは本当に嬉しいと。
まだ独身のようで、だれか一緒になってくれる人がいるかなぁ?とも聞いていた。
「先生の様な情熱がある人は必ず理解を示してくれる人が現れますから」と答えた。

そして、
「なるべくなら、僕の世話にならないようにしてくださいね」と言われ、
「本当にお世話になりました」と深々、お辞儀をして、病院をあとにした。

今日で329日目。
もう少しで1年だ。

過ぎてしまえば、本当にあっという間だったが、
支えてくださった家族や親せき、友達、近所の人々にはもう一生頭が上がらないほど感謝だ。

そして多くの事に気づき、学び、それはまだ自分の身にはなっていないけど、
今後の人生に一つでも生かせていけたらと思う。

皆様に、そして自分の身体にありがとうのキス。

今日は少し夏に戻ったかのような天気になったよねぇ。

午前に病院に行った。
3か月ぶりの診察だった。
ドクターはいつもの様に「どうですか？片足立ちもできますよね」って聞いた。
「もう、バンバンですから！！」と答えた。

触診後、「アキレスは太くなっちゃたけど、しょうがないよねぇ」とドクター。

まあ、足を見せてナンボのお年頃でもないし、いずれは衰えていくから
しょうがないよなぁと思いつつも、
「先生、透明のストッキング履きづらくなってしまったので残念です」と言うと、
ドクターは
「君なら、そんなことは大丈夫じゃないの」と慰めにも励みにもならないことを言われた。

最後に、
「もう山登りもソフトボールも合気道も大丈夫ですから、自分の体調に合わせてやってくださいね」
とおっしゃて下さった。

「本当にお世話になりました。今後、お世話にならないように気をつけます」
と言って退室した。

あと1回だけのリハビリがあるが、もうこれで通院もおしまいだ。

出会う人によく、足はどうですか？と今でも聞かれる。
アキレスを切って今日で322日目で、間もなく1年になる。

本当にこの間に、多くの人に迷惑をかけ、お世話になった。
一言でありがとうだけでは済まされない。
そして、人間は一人だけで生きているわけでなく、
目には見えないけど、多くの人をつながり、支えあっていることをとても実感できた。

そして、体もよく頑張ってくれたとおもう。

違和感やこわばりは全然とれていないけど、
今後の人生がより豊かなものになる一つの良いきっかけとなった怪我だったよ。

皆様にありがとうございましたのキッス。

今朝は曇りがちだけど、とりあえず雨も上がって室内の洗濯物も外に干せたよぉ。
近所のおば様に、
「あなたは洗濯が好きだわねぇ。いつもたくさん干してあるから」なんて言われる。
好きというよりも、胴着やユニフォームがあるから多く見えるかも。
それとも干し方がベランダいっぱいに干してあるからかな。
太陽の光に当てられて、洗濯物も気持ちよさそうだよね。

さて今日から10月。
朝、神様のお榊やお神酒などもかえて、心新たにした。
そして下半期の始まり。
ちょっとした区切りの日だ。

1年でいうと、あと3か月。
お正月に立てた目標もなかなか達成できないままでいる。
後からやるではダメなのだ。
思い立ったらすぐ実行に限る。

人の命は限りないし、健康を損ねると、その対応に時間を取られてしまう。
まあ、その対応も楽しむのも一つだけどね。

だから、なるべく体の声を聴いてメンテをしながら、
人にもご迷惑をおかけしながら、自分の感じを頼りに生きていかなくっちゃと思う。
一昨日見た映画「悪人」で深津絵里が坂を走り下っていくシーンで
私はもうそんな風に出来ないし、この先絶えず、再断裂を心の枷として生きていくのだと実感した。

季節が良くなる10月にお願いしますのキッスだね。