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2012年12月27日

三ヶ月。

今朝は冷え込みが厳しく、神社の手水屋の水も凍っていた。

母の病気が分かってからあっという間の三ヶ月だった。

その間に多くの人の支えがあった。
そして有難いアドバイス。

それがあったから、私はここまでやってこれた、と思う。

人間は一人ではない。
皆、多くの人の気持ちで生きているんだとも、思った。

どうか穏やかに、年末が過ごせます様に、のキス。
posted by でんちゅう at 09:10| 身体

2012年12月14日

私ばかりでは、ないんだよ

今朝もぐっと冷え込んだ。

こちらへ帰ってきて、早朝に携帯に電話をかけてくる母だったが、
今朝はかかってこない。
心配しながら、一段落したところに電話を入れてみる。

出た。
安堵した。

母の病気が分かってからというもの、
心配のし過ぎ、看病のし過ぎでどうも心臓が痛い。
血圧も少し高めだ。

無理をしないで、と言われながらも、
どこまでやって良いのか、
どうしたら悔いを残さずできるのか、
それを考えながらの日々。
そして母の体調の心配。

でもそんな私に、周囲の人は優しく声をかけて下さる。
そして思った。
「私ばかりでは、ないんだよ」と。
ある人は「避けて通れない道だからね」とも教えて下さった。

この経験は、私を成長させてくれるものだろう、と思って
また今日も生きていく。

踏ん張れ!のキッスだね。
posted by でんちゅう at 09:05| 身体

2012年12月12日

尋常でない生命力

今朝は小春日和の朝だ。

ちょっと母の様子を見るだけだったのに、
あっという間に3週間もたった。

抗ガン剤の副作用は、母にとっては壮絶だった。
ガンの再発に対する恐怖感もまだぬぐえていない。

この3週間で、母はまるで人が変わってしまったかのようになってしまった。

私は心身共に苦しむ母の傍に、ほぼ24時間共にいた。
母は私に「あなたと1秒たりとも離れられない」と言った。
私は追いすがる母の眼、気持ちに自分自身がどうかなりそうだった。

そんな時、遠くにいる家族からの電話にどれだけ心癒されただろう。

世間的には、病気の母を看病する事は至極当たり前だ。
私はそんな当たり前の事に、右往左往する自分に情けなく思った。

小康状態を戻したかのように見える母を1人残して、私はまた帰ってきた。
心配は尽きないけど、母の尋常ではない生命力にかけるしかない、と思う。

人間の命に、奇跡のキス。
posted by でんちゅう at 15:39| 身体

2012年11月20日

忍耐

今朝は畑に霜が降りていた。
冷え込んで、ストーブもつけた。

昨日は、結婚して17年目の日だった。
家族の誰かが、「結婚式のビデオってあるの?」と言った。
当時、同僚だった人がビデオを作成してくれていたのだ。
探してみるとそのビデオは、天袋にしまい込まれていた。

夜9時を回っていたけど、とりあえず見ることになった。

結婚式場にお客様を迎えるシーンから始まっていた。
そこには、今はこの世にいない仲人さんと父の姿が映っていた。
それだけで、私は涙目。

でも子どもには、そんな事より、父親の若い時の顔や
私の化粧した顔に大うけだった。
「キモ〜キモ〜」って。
私だって本当にウワッて思うくらい。
もうみんなが大爆笑だ。

いわゆる普通の結婚披露宴だった。
延々と続く来賓方の祝辞。
酔っ払ってしまったおじさんの長唄。
友達の歌。
そして、花嫁さんのお色直し。
豪華すぎるその服に、子ども達も唖然としていた。
最後に花束贈呈。
隅で母が泣いていた。
私はきっとその時は、その涙は何とも思っていなかっただろう。
ようやく、今頃になって心にしみる。

17年は長いようで、あっという間だった。
良い時も悪い時もあった。
来賓の祝辞の中で「忍耐、忍耐」と繰り返している人がいた。
そうなのだ。人間、辛いことがあったら忍耐なのだ。
そのビデオから、また心新たになった。

17年目にラブキッス。
posted by でんちゅう at 08:44|

2012年11月19日

心の温かさ

今日は朝から曇りがちだ。

昨日、関東地方で木枯らし1号が吹いた、とラジオで言っていた。
野球部の練習試合を見ていたが、風は強く、寒かったから、
なるほどこれが木枯らし、なんだ、って思っていた。

そう言えば、ボジョレーの解禁日も過ぎてしまった。
近所のワイン屋さんに予約をしておいたのだが、
取りに来ない私を案じて、お知らせに来て下さったようだ。
先週の土曜日に、帰ってきたので取りに伺った。

遅れた事情を話すと、
「遠いけど、顔を見せるだけでも違うからね。悔いは残したら駄目だよ」と
応援して下さった。

そのワイン屋さんの社長もつい最近、お母様を亡くされた。
90歳を過ぎたご高齢だったけど、歳には関係ない。
「寂しいね」とおっしゃっていた。

職場を休みがちな私に心配りして下さる業者さんも多い。

今回の母のことを通じて、
改めて周囲の方々の心の温かさを実感している。

きょうも、知人が
「お母様の元気な時の姿をビデオに収めにいってあげようか」と
声をかけて下さった。
私はそんなことも思いもよらなかったので、
その知人の心配りにただ泣いてしまった。

私は、人が困った時にそんな風にやさしく声をかけられるのだろうか。

人々の心の温かさに、感謝のキス。

posted by でんちゅう at 13:57| 身体

2012年11月17日

時間のトンネル

今日は雨になった。
といっても、今、こっちへ帰ってきたばかりだけど。
岐阜も雨だった。

1週間ぶりに帰宅した。
誰もいない自宅は、新聞やら、洗濯物が雑然としていた。
だけど、とても幸せな空気が漂っていた。
先の命がちょっと見えてしまった人を見ているからだろうか。

こちらへ帰ってくると、母の介護をしていたのが、夢の世界のように思えてしまう。
400キロの時間のトンネルを超えてきたみたいだ。

まだまだこれからだ。

自分にガンバレのキッス。
posted by でんちゅう at 14:14| 身体

2012年11月09日

授業参観

今朝も穏やかな秋の朝だ。

昨日、子どもの授業参観があった。
最近、子どもとあまり会えないせいか、授業参観にとても来てほしい感じだった。

2人いるから、半分づつの時間にした。

1人は理科の授業だった。
万華鏡の授業で、楽しく授業が聴けた。
先生も、白衣姿、半分ツルぴかで、まさしく理科の先生!という風貌だった。
こんな先生なら、きっと理科好きな子ども達も増えるに違いない。
子どもも手をあげて、何やら発表していた。

もう1人は国語だった。
途中から入ったから、何のことか分からず、
子ども達の成長ぶりに、感心しているうちに授業が終わった。

中学校での授業参観なんて、私の頃にはなかったはずだ。
今では、高校でも授業参観があるらしい。
これじゃあ、子どもたちも自立できないなって思った。

まあ、学校でもなんとかやれている姿を見られただけで一安心だった。
帰宅後、下の子どもに「お姉ちゃんの方を多く見たでしょ。」って言われた。
おいおい、君は授業に集中していないね~て言ったら、
笑っていたけどね。

まだまだこれから、勉強ガンバレのキッスだね。
posted by でんちゅう at 08:50| 出来事

2012年11月08日

まちわびて

立冬を過ぎた。
朝夕は寒くなってきたが、日中は動くと汗ばむぐらいだ。

家の庭の木たちを見ると、
もうこれ以上開かないぐらい、パックリ割れたザクロ。
今が食べごろのみかんが鈴なりに鳴っている。

実家の母の畑も、冬用の作物が育っている。
母の帰ってくるのを待ちわびているようだ。

先日も帰省した時に、母の畑に植わっている大根や白菜や水菜たちに
「お母さんが元気になれるよう、祈ってあげてね」と頼んだ。
作物たちは「うん、僕たち、頑張っているから、応援しているから」と
言ってくれたようだった。

人間が健康に生きていられることの大切さ、大変さが
今更ながら、痛感している。

命に、感謝のキス。
posted by でんちゅう at 09:08| 身体

2012年11月07日

いちか、ばちか

今日は立冬だ。

アメリカでは大統領選挙が行われている。
万里の長城では日本人の方が亡くなったり。

病院にいると、世間の話題に何となく疎くなる。
新聞やテレビを見ていても、実感がわかない。
きっと病人に気を向けているからだろう。

週末から昨日まで、母の病院にいた。
付き添いの合間、病院の周囲をぶらぶら散歩した。

病院の傍に通っていた高校がある。
高校はその当時の面影のまま、変わっていない。
その付近もあまり変わっていない。
幹線道路には新しいお店も数軒立っている。

中でも嬉しいのは、30年以上前にできたケンタッキー店がまだ健在な事だ。
確か、高校生の時に出来たのだと思う。
当時、マクドナルドなど、ファストフード店は斬新なものだった。
珍しさに通学帰りに時々、寄ったりもした。
長く愛されているのだなぁ。

散歩を終えて、病室に戻ると、近所の方がお見舞いにまた見えていた。
いかに母は多くの方に支えられていることが良く分かる。

来週からは抗がん剤治療が始まる。
いちか、ばちかの勝負だ、と母が言っていた。

母の生き様を、この目に焼き付けていきたい、と思った。
母にファイトのキス。
posted by でんちゅう at 09:26| 身体

2012年11月01日

じっと

11月。
今朝はストーブが欲しいなぁ、と思ったぐらいの冷え込みだった。
家事をしているうちに、温まってきたけれど。

10月は、母の介護で3分の1は家を空けていた。

でも、誰も不平不満、愚痴も言わず、日常をこなしている。
それどころか、母の容態に気を使ってくれている。

昨日、近所の知人宅に行ったら、
「お母様、大丈夫?何かできることがあったら手伝いますから。
それにしても、あなたの息子さんはちゃんとがんばっているよ。
じっと耐えている感じだね。昔の事を思ったら、すごい成長だね。」

私はそれを聞いたら、押さえていた感情が噴出し、
思わずその場で号泣してしまった。

知人のおじさんは、冗談交じりに、奥様のいる前で、
「悲しくなったら、抱きしめてあげるからね」って。
そしてまた、私は笑顔になった。

こうした思いやりが少しでも、母を元気づけられるように。
そして改めて気づかされた家族の強い絆に、感謝のキッス。
posted by でんちゅう at 09:00| 身体
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