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2018年07月24日
大腸CTアカデミア 大腸CT(CT colonography)検査のトレーニングは内視鏡で病変の有無が確認されている症例で行うことが大切だよ!
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ありがとうございます
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PubMedから、今日のつぶやき − 284 −
Sali L, et al. Computer-based self-training for CT colonography with and without CAD.
Eur Radiol. 2018 May 23. doi: 10.1007/s00330-018-5480-5. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニング
コンピュータ支援診断(CAD)を用いた場合と用いない場合との比較」
のご紹介です。
本文に入る前にキーポイントです。
・コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニングは初心者の病変別感度を向上させる。
・自己トレーニングによって初心者の患者別特異度の向上はみられなかった。
・CADを用いたトレーニングはラーニングカーブの向上に寄与しない。
【イントロダクション前半】
大腸CT検査における読影トレーニングの重要性は良く知られており、
腫瘍製病変の検出の精度向上に寄与する。
大腸CT検査のトレーニングプログラムは講義および
内視鏡で病変の有無が確認されている症例による
ハンズオントレーニングからなる。
(感想)
内視鏡で病変の有無が確認されている症例で
トレーニングを積むというのが重用です。
病変が大腸CT検査で指摘されない症例にしても
指摘された症例にしても、本当にそうなのか
内視鏡で確認できていない症例による読影は
トレーニングに値しません。
実地臨床で数をこなすだけでは、いけないのですね。
偽陽性、偽陰性に癖がついて
繰り返し間違えてしまうリスクを抱えてしまうからです。
この点、200例の読影を積んだ方は
良くご理解いただけるのではないでしょうか?
(感想終わり)
コンピュータによる大腸CT検査の自己トレーニングは
エキスパートになるための助となる可能性があるが、
その研究報告はほとんどない。
コンピュータ支援診断(CAD)は6−9ミリの中程度のポリープの
検出精度向上の可能性が示唆されている。
EuropeanSocietyofGastrointestinal andAbdominalRadiology(ESGAR)
では、CADを二次読影で使用することが有用である可能性があると言及している。
(感想)
上記のCADの有用性については
エビデンスは不十分です。
あくまで有用である可能性があるとしているだけですので
ご注意ください。
(感想終わり)
今日はこのあたりにしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━☆☆おすすめの本☆☆━━━━★★
自己発展、自己実現に
知識・情報の入手は不可欠です!
役立つ本をご紹介しますね。
超一極集中社会アメリカの暴走
「学力」の経済学
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【90名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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・自己トレーニングによって初心者の患者別特異度の向上はみられなかった。
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(感想)
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トレーニングを積むというのが重用です。
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(感想)
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あくまで有用である可能性があるとしているだけですので
ご注意ください。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29796918
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2017年末で終了いたしました。
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