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2022年02月04日

大腸CTアカデミア パンデミック下で大腸の精密検査を回すには!?

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大腸CT検査実践トレーニングコース
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大腸CT検査技師認定をまだお取りになっていない診療放射線技師の先生に置かれましては是非、ご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 1144 −




Holland P, et al. Collaboration between an NHS University Teaching Hospital and independent hospital to maintain CT colonography service provision during the 2020 COVID-19 pandemic. BJR Open. 2021 Nov 24;3(1):20210025. doi: 10.1259/bjro.20210025. PMID: 34877455; PMCID: PMC8611683.





論文
「2020年のCOVID-19パンデミック時に大腸CT検査の実施を維持するためのNHS大学教育病院と一般系病院との連携」
のご紹介です。

【背景】
大腸癌が疑われる緊急の大腸CT検査の2WWによる紹介には、すべて免疫便潜血検査(FIT)が必要である。

最近行われたノッティンガム大学病院NHSトラスト(NUH)のサービス評価では、血液検査による貧血データと併用した場合は、直腸出血のある患者を除いて、FITの結果が4μg Hb/g以上であれば、大腸癌診断の感度は99.8%、特異度は61.4%であった。

また、大腸内視鏡検査の適応がない場合には、臨床症状やその他の危険因子のみに基づき、2WW以外の大腸CT検査の紹介も受け入れた(例:消化器内科からの紹介)。

パンデミックの課題に対応するために、2020年3月から9月にかけて大腸CT検査の紹介経路を変更した理由と方法、そして大腸CT検査の実施への影響について概説する。

(感想)
パンデミックによる大腸検査への影響が大きかったことは、英米などから報告があります。

そんな状況下で、大腸の精密検査を回していく工夫は大切です。

この病院の取り組みについてみていきましょう。

それでは、また

原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34877455/


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。














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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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