2021年12月16日
大腸CTアカデミア はエアロゾル(直径5ミクロン未満)ではなく、液滴(しぶき、直径5ミクロン以上)も遠くに拡散する
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
GAIA-5
「本邦における大腸CTを使用した
大腸憩室の分布と頻度に関する研究」が
消化器領域の代表的なジャーナルである
「World Journal of Gastroenterology」
(2020 Impact Factor: 5.742)
に掲載されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c45b96ef1acb1744c772415dab005aef5efe41da
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 1112 −
Taylor A, Williams C, Brown A. A case-control study of airborne dissemination of bacteria during CT colonography. Br J Radiol. 2021 Sep 19:20210607. doi: 10.1259/bjr.20210607. Epub ahead of print. PMID: 34538081.
それでは論文
「大腸CT検査に伴う細菌の飛沫拡散に関する症例対照研究」
のご紹介です。
【考察】
今回の研究結果を一般化するには、サンプルサイズが少なく限界がある。
また、各検査から1つの空気サンプルを採取することに制限され、CT台からの距離も1mと決められていた。
この距離で検出された粒子は、理論的にはエアロゾル(直径5ミクロン未満)ではなく、液滴(しぶき、直径5ミクロン以上)である可能性がある。
しかし、最近の先行研究から、空気中の液滴は、冷たく湿度の高い空気条件下では、発生源からこれまで認識されていたよりもはるかに遠くまで広がる可能性があることが示唆されており、空気中の粒子がもたらす感染症の危険性は、感染対策の目的上、同列のものであるとみなされるようになってきた。
CT台から3m離れた場所で表面汚染が検出された唯一のケースでは、空気サンプルも陽性であった。
(感想)
エアロゾルだけでなくしぶきもかなり遠くまで飛ぶんですね。
注意が必要ですね。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34538081/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
スマホなのにこんなに安い!【楽天モバイル】
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
GAIA-5
「本邦における大腸CTを使用した
大腸憩室の分布と頻度に関する研究」が
消化器領域の代表的なジャーナルである
「World Journal of Gastroenterology」
(2020 Impact Factor: 5.742)
に掲載されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c45b96ef1acb1744c772415dab005aef5efe41da
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 1112 −
Taylor A, Williams C, Brown A. A case-control study of airborne dissemination of bacteria during CT colonography. Br J Radiol. 2021 Sep 19:20210607. doi: 10.1259/bjr.20210607. Epub ahead of print. PMID: 34538081.
それでは論文
「大腸CT検査に伴う細菌の飛沫拡散に関する症例対照研究」
のご紹介です。
【考察】
今回の研究結果を一般化するには、サンプルサイズが少なく限界がある。
また、各検査から1つの空気サンプルを採取することに制限され、CT台からの距離も1mと決められていた。
この距離で検出された粒子は、理論的にはエアロゾル(直径5ミクロン未満)ではなく、液滴(しぶき、直径5ミクロン以上)である可能性がある。
しかし、最近の先行研究から、空気中の液滴は、冷たく湿度の高い空気条件下では、発生源からこれまで認識されていたよりもはるかに遠くまで広がる可能性があることが示唆されており、空気中の粒子がもたらす感染症の危険性は、感染対策の目的上、同列のものであるとみなされるようになってきた。
CT台から3m離れた場所で表面汚染が検出された唯一のケースでは、空気サンプルも陽性であった。
(感想)
エアロゾルだけでなくしぶきもかなり遠くまで飛ぶんですね。
注意が必要ですね。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34538081/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
スマホなのにこんなに安い!【楽天モバイル】
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11128628
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック