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2022年02月01日

大腸CTアカデミア 自施設の検査サービスや患者受容性の評価を行うことは大切です。

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PubMedから、今日のつぶやき − 1141 −




Duxbury O, et al. Meeting the new joint British Society of Gastrointestinal and Abdominal Radiology and Royal College of Radiologists CT colonography standards: a 6-year experience. Clin Radiol. 2021 Sep;76(9):665-673. doi: 10.1016/j.crad.2021.05.007. Epub 2021 Jun 18. PMID: 34148642.





それでは論文
「英国消化管・腹部放射線学会(British Society of Gastrointestinal and Abdominal Radiology)および英国王立放射線医学会(Royal College of Radiologists)による大腸CT検査標準マニュアルに基づいた6年の経験」
のご紹介です。


アブストラクト
結果:

今回の精度評価から、セントマーク病院の大腸CT検査は安全であり、BSGAR/RCR基準を満たす十分な質を備えており、ほとんどの項目が推奨基準意と同等かそれ以上であった。

また、検査のサービスや患者受容性の評価も行うことができた。


ハイライト

新しいBSGAR/RCR CTC基準は達成可能であり、すべての機関で取り入れることが可能である。

自施設における大腸CT検査は安全で高品質である。

患者の受容性分析は、サービス改善のために重要である。

大腸CT検査に関する全国的なトレーニングの実施と認定が急務である。

(感想)
自分の施設のレベルを評価することでレベルが分かり、改善点も見えてきます。

ハイライトの最終項目も大切ですね。

日本では日本消化器がん検診学会で技師認定が始まっているのが幸いです。

次回から別の論文を取り上げます。


原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34148642/


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。








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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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