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2018年07月13日
大腸CTアカデミア 高齢者の方では大腸CT検査から内視鏡検査への精査は1センチ以上の病変とするのが有用
★★第13回GAIA予定!!━━━━━━━━━━━━━━━
第13回GAIAを2018年9月9日(日)に大阪で開催します。
大腸CT検査の実践的な講義に加え、
大腸CT検査の標準化に必要な知識を是非持ち帰ってください!
さらに、「画像診断におけるAI(人工知能)の現在と未来」
のテーマでオピニオンリーダーの先生方の講演もありますよ!!
皆様のご参加をお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 278 −
Pickhardt PJ, et al. CT Colonography Performance for the Detection of Polyps and Cancer in Adults ? 65 Years Old: Systematic Review and Meta-Analysis. AJR Am J Roentgenol 2018 doi: 10.2214/AJR.18.19515. [Epub ahead of print]
すっかり忘れていたのですが、
ラインコミュニティ「PubMedから、今日のつぶやき」
がはじまってから1年が過ぎていました!!
PubMedから、今日のつぶやき −1−
の配信は2017.4.10.(月)でした!
平日、一日も休まず続けられたのも、
コミュニティの皆さまのお陰です。
改めましてありがとうございます。
少人数ではじめたこのコミュニティも
今や90名の仲間となりました。
友達100人できるかな!?
コツコツと今後も続けていきますので
どうぞよろしくお願い致します。
さて、それでは論文
「65歳以上の対象者に対する大腸CT検査の大腸腫瘍性病変検出能
システマティックレビューによるメタアナリシス」
のご紹介です。
【考察】
大腸CT検査から内視鏡検査への精査を
1センチ以上の病変に限定することにより
1センチ未満の病変が意図的に多く残ることとなる。
余命が限られている高齢者においては、
1センチ未満の病変はそのほとんどが
悪性にまで成長しないし、
1センチ以上の腺腫になるのも
ごく少数である。
(根拠となる文献)
Pickhardt PJ, et al. Assessment of volumetric growth rates of small colorectal polyps with CT colonography: a longitudinal study of natural history. Lancet Oncol 2013; 14:711-72.
検診の目的は大腸がんの死亡率と罹患率を下げることであり
1センチ未満の病変を検出することや
切除することが目的ではない。
(感想)
その通りですね。
ただし、検診も目的は死亡率をさげることであり、
罹患率減少を目的としているわけではありません。
でも、この一文は重要です。
80歳以上の方の6ミリの大腸ポリープを切除して
何の意味があるのだろう・・・。
臨床現場ではこうした疑問を感じることはありませんか?
そろそろ、日本でも本気で考える時期にきたと思います。
(感想終わり)
従って、10ミリを境界とすることは
実質的なメリットと費用対効果を高めるうえで
有用である。
大切な内容だと思いますので、
この論文は腰を据えて読んでいきたいと思います。
今日はこのあたりにしますね。
それではまた。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29667892
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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好きな本や雑誌が読み放題って、すごい!
PC、スマホあるいはタブレットでダウンロードして読めます。
アプリをダウンロードして、自分はノートPCで読みまくってます笑い
▲PRここまで--------------------------------
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【90名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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ごく少数である。
(根拠となる文献)
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その通りですね。
ただし、検診も目的は死亡率をさげることであり、
罹患率減少を目的としているわけではありません。
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