2019年09月26日
大腸CTアカデミア 一度に多くの病変の内視鏡治療を行う場合や 大きな病変の内視鏡治療を行う場合には細心の注意が必要
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日本消化器がん検診学会
第79回関東甲信越支部地方会が
2019年9月29日に萩原廣明先生の会長のもと
群馬県前橋市で開催されます!
ナガイチは講演を担当させていただきます。
是非ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 573 −
Denis B, et al. Harms of colonoscopy in a colorectal cancer screening programme with faecal occult blood test: a population-based cohort study. Dig Liver Dis 2013;45:474-80.
それでは、論文
「大腸癌検診における便潜血陽性者に対する
大腸内視鏡検査の有害事象
集団ベースのコホート研究」のご紹介です。
【結果】
ロジスティック回帰分析にて偶発症のリスクを算出した。
治療内視鏡は治療を伴わない内視鏡に比べて
オッズ比は3.36と有意に高かった。
腫瘍性病変がない場合に比べて
腫瘍性病変は存在してもアドバンスド腫瘍はない場合
のオッズ比は2.13で有意差はなかったが、
アドバンスド腫瘍が存在する場合は5.45と有意差を認めた。
ひとつのポリペクトミーを実施した場合に比べ
複数の治療を行った場合のオッズ比は1.65と有意に高くなった。
ポリペクトミーを実施したポリープのサイズが
10mm未満の場合に比べて
10-19mmではオッズ比は7.29
20mm以上では24.03
とともに有意に高くなった。
(感想)
一度に多くの病変の治療を行う場合や
大きな病変の治療を行う場合には細心の注意が必要です。
これは臨床の感覚からも分かりますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23414583
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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・仲間と意見を交換できる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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