2021年03月04日
大腸CTアカデミア 高齢化社会を向かえ検診のあり方を考えないといけない
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第17回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
ウェブ開催のお知らせです。
日時 2021年3月13日(土) 17:00〜19:00
1.特別講演
「消化管疾患におけるスペクトラルCTの有用性」
片平和博先生(熊本中央病院 放射線診断科)
2.大腸CT検査技師認定制度の最新情報
3.パネルディスカッション
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PubMedから、今日のつぶやき − 918 −
Causada-Calo N, et al. Association Between Age and Complications After Outpatient Colonoscopy. JAMA Netw Open. 2020 Jun 1;3(6):e208958. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2020.8958. PMID: 32584409; PMCID: PMC7317606.
それでは、論文
「大腸内視鏡検査における年齢と合併症との関連」
のご紹介です。
【考察】
高齢者の人数と人口割合は世界的に増加している。
高齢者は2050年までに今の2倍、2100年までには3倍になると予測されている。
現在のガイドラインは、検診対象年齢より高齢では大腸内視鏡検査の利益・不利益バランスが不明であったため、75歳以上の高齢者に対する検診やサーベイランスの推奨は曖昧になっている。
年齢だけでは検査のリスクの確実な層別化はできず、大腸がんの罹患は年齢とともに確実に増加するため、高齢者に大腸内視鏡検査を実施するか否かの意思決定をするための情報は、患者にとっても医療スタッフにとっても大変重要である。
(感想)
高齢化が最も進んでいる日本では特に重要な問題です。
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1135.html
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/zenbun/s1_1_2.html
高齢化についても内視鏡の合併症についても、具体的数値を把握しておきたいですね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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