2021年03月05日
大腸CTアカデミア 80歳以降では大腸内視鏡検査の合併症リスクが顕著に増加する
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第17回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
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日時 2021年3月13日(土) 17:00〜19:00
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「消化管疾患におけるスペクトラルCTの有用性」
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3.パネルディスカッション
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PubMedから、今日のつぶやき − 919 −
Causada-Calo N, et al. Association Between Age and Complications After Outpatient Colonoscopy. JAMA Netw Open. 2020 Jun 1;3(6):e208958. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2020.8958. PMID: 32584409; PMCID: PMC7317606.
それでは、論文
「大腸内視鏡検査における年齢と合併症との関連」
のご紹介です。
【考察】
大腸内視鏡検査における合併症のリスクは、特に75歳以上の個人で増加し、5歳間隔で分析すると、80歳以降はより顕著に増加することが判明した。
高齢者の合併症に関するシステマティックレビューによると、複合的な有害事象(穿孔、出血、心血管や肺の障害)の発生率が年齢とともに増加した。
また別の大規模コホート研究では、66-69歳の患者と比較して、80-84歳の患者では深刻な消化管の有害事象の発生リスクが75%高いことも報告されている。
これらをまとめると、高齢患者は大腸内視鏡検査における合併症のリスクが高く、75-80歳がリスクを考慮するための目安であるいえる。
(感想)
分かりやすいですね。
75-80歳以上の患者さんへの説明や検査モダリティの選択に役立つかもしれません。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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