2021年02月25日
大腸CTアカデミア 内視鏡検査の合併症は高齢者で多い!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度の2回目の認定がはじまります!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 913 −
Causada-Calo N, et al. Association Between Age and Complications After Outpatient Colonoscopy. JAMA Netw Open. 2020 Jun 1;3(6):e208958. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2020.8958. PMID: 32584409; PMCID: PMC7317606.
それでは、論文
「大腸内視鏡検査における年齢と合併症との関連」
のご紹介です。
【結果】
大腸内視鏡検査後30日以内に発生する合併症リスク
合計で1,310人の患者(3.4%)に、検査後の30日間に大腸内視鏡検査に関連した合併症を認めた。
合併症の累積発生率は、75歳以上の高齢者で有意に高かった(515/7,627 [6.8%] vs 795/30,443 [2.6%]; P <0.001)。
Table 2.
合併症の詳細
内視鏡後の出血の発生率は全体で少なかったものの(141名、0.4%)、検診対象年齢群に比較して高齢者では有意に多かった。(65名 [0.9%] vs 76名 [0.3%]; P <0.001)。
(感想)
頻度は少なくても、やはり高齢者で多いという結果でした。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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・仲間と意見を交換できる。
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●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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合併症の詳細
内視鏡後の出血の発生率は全体で少なかったものの(141名、0.4%)、検診対象年齢群に比較して高齢者では有意に多かった。(65名 [0.9%] vs 76名 [0.3%]; P <0.001)。
(感想)
頻度は少なくても、やはり高齢者で多いという結果でした。
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