2021年03月03日
大腸CTアカデミア 高齢者では大腸内視鏡検査後の合併症のリスクが高い
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日本消化器がん検診学会
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PubMedから、今日のつぶやき − 917 −
Causada-Calo N, et al. Association Between Age and Complications After Outpatient Colonoscopy. JAMA Netw Open. 2020 Jun 1;3(6):e208958. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2020.8958. PMID: 32584409; PMCID: PMC7317606.
それでは、論文
「大腸内視鏡検査における年齢と合併症との関連」
のご紹介です。
【考察】
本研究では検診対象者(50-74歳)と高齢者(75歳以上)の間で、大腸内視鏡検査後の合併症の累積発生率を比較した。
全体として、高齢者では検診対象者と比較して大腸内視鏡検査後の合併症のオッズが2.3と高いことが判明した。
大腸内視鏡検査後の合併症に関連する独立した危険因子は、貧血、不整脈、心不全、高血圧、慢性腎臓病、喫煙の既往、肝疾患、および肥満であった。
大腸内視鏡検査を受けたことがある患者では合併症のリスクが少ない結果であった。
(感想)
高齢者では検査によるリスクが高いことがエビデンスとして示されました。
もちろん、これをそのまま日本人に当てはめることはできないのですが、それでも消化器医はこのデータを知識として有する必要はありそうです。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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全体として、高齢者では検診対象者と比較して大腸内視鏡検査後の合併症のオッズが2.3と高いことが判明した。
大腸内視鏡検査後の合併症に関連する独立した危険因子は、貧血、不整脈、心不全、高血圧、慢性腎臓病、喫煙の既往、肝疾患、および肥満であった。
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もちろん、これをそのまま日本人に当てはめることはできないのですが、それでも消化器医はこのデータを知識として有する必要はありそうです。
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