2021年02月18日
大腸CTアカデミア 高齢患者において大腸内視鏡検査を行う際には利益不利益バランスを考えよう!
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第17回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
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日時 2021年3月13日(土) 17:00〜19:00
1.特別講演
「消化管疾患におけるスペクトラルCTの有用性」
片平和博先生(熊本中央病院 放射線診断科)
2.大腸CT検査技師認定制度の最新情報
3.パネルディスカッション
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PubMedから、今日のつぶやき − 909 −
Causada-Calo N, et al. Association Between Age and Complications After Outpatient Colonoscopy. JAMA Netw Open. 2020 Jun 1;3(6):e208958. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2020.8958. PMID: 32584409; PMCID: PMC7317606.
それでは、論文
「大腸内視鏡検査における年齢と合併症との関連」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結論
カナダのオンタリオ州南部の住民を対象とした本コホート研究により、75歳以上で、外来での大腸内視鏡検査後30日間の合併症のリスクが高いことが判明した。
合併症は併存疾患がある場合や75歳以上の患者でリスクが高くなるため、大腸内視鏡検査の実施を検討する場合には慎重な判断が求められる。
高齢患者において大腸がん検診とサーベイランスを行う際にはその侵襲による利益不利益バランスを検討する必要があり、さらなる研究が必要である。
(感想)
内視鏡医が自分でオーダーする場合には、このあたりよく分かると思いますが、依頼医と施行医が異なる場合には、このあたりの共通認識は特に重要だと思います。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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