2021年02月17日
大腸CTアカデミア 大腸内視鏡検査後の合併症に関連する危険因子は!?
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大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 908 −
Causada-Calo N, et al. Association Between Age and Complications After Outpatient Colonoscopy. JAMA Netw Open. 2020 Jun 1;3(6):e208958. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2020.8958. PMID: 32584409; PMCID: PMC7317606.
それでは、論文
「大腸内視鏡検査における年齢と合併症との関連」
のご紹介です。
【アブストラクト】
大腸内視鏡検査後の合併症に関連する独立した危険因子は下記の通りであった。
75歳以上(オッズ比[OR] 2.3; 95%CI 2.0-2.6)
貧血(OR 1.4; 95%CI 1.2-1.7)
心不整脈(OR 1.7; 95%CI 1.2-2.2)
うっ血性心不全(OR 3.4; 95%CI 2.5-4.6)
高血圧(OR、1.2; 95%CI 1.0-1.5)
慢性腎臓病(OR 1.8; 95%CI 1.1-3.0)
肝疾患(OR 4.7; 95%CI 3.5-6.5)
喫煙歴(OR 3.2; 95%CI 2.4-4.3)
肥満(OR 2.3; 95%CI 1.2-4.2)
大腸内視鏡検査の既往がある場合には合併症のリスクは低減した(OR 0.9; 95%CI 0.7-1.0)。
大腸がんの手術適応の頻度は、検診対象の50-74歳に比べて、75歳以上で有意に高かった(0.5% vs 1.6%; p<0.001)。
全対象者で死亡は0.1%(39名)であり、50-74歳では0.1%(19名)、75歳以上で0.2%(20名)あり、75歳以上で有意に高かった(p<0.001)。
(感想)
興味深い結果ですね。
高齢者の内視鏡検査はやはり注意が必要ですし、上記のような危険因子がある方には、検査の適応や大腸CT検査などへの代替など検討する必要があるのかもしれませんね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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大腸内視鏡検査後の合併症に関連する独立した危険因子は下記の通りであった。
75歳以上(オッズ比[OR] 2.3; 95%CI 2.0-2.6)
貧血(OR 1.4; 95%CI 1.2-1.7)
心不整脈(OR 1.7; 95%CI 1.2-2.2)
うっ血性心不全(OR 3.4; 95%CI 2.5-4.6)
高血圧(OR、1.2; 95%CI 1.0-1.5)
慢性腎臓病(OR 1.8; 95%CI 1.1-3.0)
肝疾患(OR 4.7; 95%CI 3.5-6.5)
喫煙歴(OR 3.2; 95%CI 2.4-4.3)
肥満(OR 2.3; 95%CI 1.2-4.2)
大腸内視鏡検査の既往がある場合には合併症のリスクは低減した(OR 0.9; 95%CI 0.7-1.0)。
大腸がんの手術適応の頻度は、検診対象の50-74歳に比べて、75歳以上で有意に高かった(0.5% vs 1.6%; p<0.001)。
全対象者で死亡は0.1%(39名)であり、50-74歳では0.1%(19名)、75歳以上で0.2%(20名)あり、75歳以上で有意に高かった(p<0.001)。
(感想)
興味深い結果ですね。
高齢者の内視鏡検査はやはり注意が必要ですし、上記のような危険因子がある方には、検査の適応や大腸CT検査などへの代替など検討する必要があるのかもしれませんね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32584409/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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