2019年08月23日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査による腸管穿孔のリスク因子
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Rad Fan 2019年7月号発売です!
特集2 これからのCTコロノグラフィ〜失敗からの脱却〜
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PubMedから、今日のつぶやき − 551 −
Ziogas IA, et al. Rectal Perforation during Computed Tomographic Colonography: Case Report and Literature Review. Hellenic J Surg 2019;91:49-56.
それでは
ケースレポートです。
「大腸CT検査による直腸穿孔」のご紹介です。
【考察】
大腸CT検査による腸管穿孔は稀な偶発症である。
今回の症例報告は世界で53例目にあたる。
穿孔例の平均年齢は73.9歳、男性が57%、
外科治療は32%で、全例が治癒している。
リスク因子について
施設側要因として熟練度と手動ガス注入、
患者側因子として加齢、憩室、ヘルニア、大腸癌、最近の大腸内視鏡検査の実施
が挙げられる。
穿孔53例のサマリがまとめられています。
【Table 1】
ラインコミュニティ限定で配信しました。
(感想)
この穿孔例の集計のうちGAIAでおこなった日本の全国集計による
10例が含まれています。
Adverse events during CT colonography for screening, diagnosis and preoperative staging of colorectal cancer: a Japanese national survey. Eur Radiol 2017;27:4970-4978.
穿孔例の特長についての貴重な資料となる集計ですね。
それでは、また。
原文
https://link.springer.com/article/10.1007/s13126-019-0505-3
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【108名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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