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posted by fanblog

2019年08月21日

大腸CTアカデミア 大腸CT検査に伴う直腸穿孔画像

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!

1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日

2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会(2020年6福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





PubMedから、今日のつぶやき − 549 −


Ziogas IA, et al. Rectal Perforation during Computed Tomographic Colonography: Case Report and Literature Review. Hellenic J Surg 2019;91:49-56.




やることが多い時は、ひとつひとつ確実に
結果を出していかないといけませんね。
そして優先順位も見直したいと思います。

ついつい簡単な課題を先まわしにしてしまうと
重要なことが後回しになりかねません。
自戒をこめまして。


それでは
ケースレポートです。
「大腸CT検査による直腸穿孔」のご紹介です。



【症例報告】
大腸CT検査はとくに支障なく完了したように思われた。

患者が服に着替えた際、多量の下血を認め、強い下腹部を訴えた。

外科病棟に緊急入院となった。

CT画像を確認すると、腹腔内と右陰嚢内にフリーエアを認め
腸管穿孔と考えられた。
しかし、出血源となるような憩室や腫瘍性病変は認めなかった。

最終診断は大腸CT検査に伴う直腸穿孔である。


【Figure 1】
ラインコミュニティ限定で配信しました。
81歳男性の直腸穿孔の大腸CT検査像
腹腔内(右腎周囲)にフリーエアを認める。

【Figure 2】
ラインコミュニティ限定で配信しました。
81歳男性の直腸穿孔の大腸CT検査像
右陰嚢内にフリーエアを認める。

(感想)
このような所見があったら、
どのように対処していけばよいでしょうか?

次回、本症例の経過をみていきます。


それでは、また。


原文
https://link.springer.com/article/10.1007/s13126-019-0505-3

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。







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■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


●お願いとお断り●
 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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