2019年08月20日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査による直腸穿孔
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
大腸内視鏡検査におけるadenoma detection rateに
関する多施設共同全国調査研究
Japanese ADR Surveyを開催中です!
既にご登録をしていただいた先生、
どうもありがとうございます!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 548 −
Ziogas IA, et al. Rectal Perforation during Computed Tomographic Colonography: Case Report and Literature Review. Hellenic J Surg 2019;91:49-56.
本日から新しい論文をご紹介します。
ギリシャからのケースレポートです。
論文「大腸CT検査による直腸穿孔」になります。
偶発症は時々取り上げます。
実臨床を見直すきっかけになりましたら幸いです。
【症例報告】
症例は81歳の白人男性。
左下腹部の数時間継続し体位により増悪する
間欠的な腹痛を訴えて消化器科を受診した。
排便習慣や体重に変化はなかった。
血便や粘液便も認めなかった。
既往歴は喘息、高血圧、十二指腸潰瘍、
左腎血管筋脂肪腫、腎結石症、再発内痔核。
大腸癌の家族歴はなかった。
直腸診では出血や直腸腫瘤性病変を認めなかった。
患者は大腸内視鏡検査を拒否したため
大腸CT検査を行うことになった。
(感想)
大腸内視鏡検査が拒否された場合、
欧州のガイドラインでは大腸CT検査が第1選択となります。
皆さんは、この患者さんの検査を担当するにあたって
どのように考えますか?
・
・
・
81歳と高齢なので検査は注意しないといけないよね
再発痔核があるからカテーテルは慎重に挿入しよう
というあたりでしょうか。
次回に続きます。
それでは、また。
原文
https://link.springer.com/article/10.1007/s13126-019-0505-3
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
大腸内視鏡検査におけるadenoma detection rateに
関する多施設共同全国調査研究
Japanese ADR Surveyを開催中です!
既にご登録をしていただいた先生、
どうもありがとうございます!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 548 −
Ziogas IA, et al. Rectal Perforation during Computed Tomographic Colonography: Case Report and Literature Review. Hellenic J Surg 2019;91:49-56.
本日から新しい論文をご紹介します。
ギリシャからのケースレポートです。
論文「大腸CT検査による直腸穿孔」になります。
偶発症は時々取り上げます。
実臨床を見直すきっかけになりましたら幸いです。
【症例報告】
症例は81歳の白人男性。
左下腹部の数時間継続し体位により増悪する
間欠的な腹痛を訴えて消化器科を受診した。
排便習慣や体重に変化はなかった。
血便や粘液便も認めなかった。
既往歴は喘息、高血圧、十二指腸潰瘍、
左腎血管筋脂肪腫、腎結石症、再発内痔核。
大腸癌の家族歴はなかった。
直腸診では出血や直腸腫瘤性病変を認めなかった。
患者は大腸内視鏡検査を拒否したため
大腸CT検査を行うことになった。
(感想)
大腸内視鏡検査が拒否された場合、
欧州のガイドラインでは大腸CT検査が第1選択となります。
皆さんは、この患者さんの検査を担当するにあたって
どのように考えますか?
・
・
・
81歳と高齢なので検査は注意しないといけないよね
再発痔核があるからカテーテルは慎重に挿入しよう
というあたりでしょうか。
次回に続きます。
それでは、また。
原文
https://link.springer.com/article/10.1007/s13126-019-0505-3
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9042993
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック