2019年04月17日
大腸CTアカデミア 検診大腸内視鏡検査で生じた穿孔の発生率は0.20%
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JDDW 2019が神戸で11月21日(木)〜24日(日)に
開催されます。
第57回日本消化器がん検診学会大会の会長は
松島病院大腸肛門病センター 松島クリニックの
鈴木康元先生です。
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PubMedから、今日のつぶやき − 467 −
Vanaclocha-Espi M, et al. Risk factors for severe complications of colonoscopy in screening programs. Prev Med. 2019;118:304-308.
おはようございます。
それでは、
論文「対策型検診プログラムにおける
大腸内視鏡検査で生じた重篤な偶発症に関するリスク因子の検討」
のご紹介です。
【アブストラクト】
リスク因子を検討するためのコントロール群として
性別・年齢・内視鏡を受けた時期を適合させた318例を設けた。
重篤な偶発症は即時性(内視鏡と同日に発生)、
遅発性(内視鏡の翌日から検査後30日までに発生)、
穿孔、出血について検討した。
重篤な偶発症の発生率は3.3‰(0.33%)であった。
このうち穿孔の発生率は2.0‰(0.20%)であった。
大腸疾患歴はリスク因子であった。
オッズ比4.87
継続的な抗血小板療法は
重篤な偶発症全体のリスク因子 オッズ比 2.80
遅発性偶発症のリスク因子 オッズ比 9.26
継続的な抗凝固療法は
重篤な偶発症全体のリスク因子 オッズ比 3.47
遅発性偶発症のリスク因子 オッズ比 7.36
であった。
(感想)
大規模なデータベースをもとに解析しており
サーベイではありません。
サーベイだと偶発症は過小評価されますので、
信頼性の高いデータといえますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30414944
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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重篤な偶発症全体のリスク因子 オッズ比 3.47
遅発性偶発症のリスク因子 オッズ比 7.36
であった。
(感想)
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