2019年04月18日
大腸CTアカデミア 骨盤部手術の既往や腹部の放射線治療歴、そして病変がある場合、検診大腸内視鏡検査の偶発症リスクがあがる
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PubMedから、今日のつぶやき − 468 −
Vanaclocha-Espi M, et al. Risk factors for severe complications of colonoscopy in screening programs. Prev Med. 2019;118:304-308.
先週の金曜日(ラインコミュニティ配信時のことになります)、アメリカのCBSニュースで面白い放送がありました。
4分間の動画になります。
大腸内視鏡検査でaiを活用することで
検出が難しい平坦型病変が容易に検出できるという内容です。
解説者が実体験されていますね。
日本の論文も紹介されています。
ただ、コールドポリペクしている病変は
拡大観察もなければ色素散布もありません。
色調から過形成病変のようにも見えます・・
私の認識・理解不足であれば申し訳ありませんが。
追加でお気づきのことがあればご教示くださいね。
さて、それでは、
論文「対策型検診プログラムにおける
大腸内視鏡検査で生じた重篤な偶発症に関するリスク因子の検討」
のご紹介です。
【アブストラクト】
骨盤部手術の既往や腹部の放射線治療歴がある場合
重篤な偶発症全体のリスク因子 オッズ比 5.03
即時性偶発症のリスク因子 オッズ比 8.49
遅発性偶発症のリスク因子 オッズ比 4.65
穿孔のリスク因子 オッズ比 21.59
腺腫やがんの所見がある場合
重篤な偶発症全体のリスク因子 オッズ比 8.71
即時性偶発症のリスク因子 オッズ比 12.67
遅発性偶発症のリスク因子 オッズ比 4.08
穿孔のリスク因子 オッズ比 4.69
のリスク因子 オッズ比 17.02
(感想)
内視鏡医が感覚的に感じている通りの
リスクですね。
これをサーベイではなく、データベースをもとにした
症例対象研究で行ったという点で精度が高いと考えられます。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30414944
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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リスクですね。
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