2019年04月16日
大腸CTアカデミア 対策型検診プログラムにおける大腸内視鏡検査の不利益に関するリスク因子とは!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第58回日本消化器がん検診学会総会が
川崎医科大学総合医療センター健康管理学
教授 鎌田 智有先生の会長のもと
2019年6月7ー8日に岡山で開催されます!
パネルディスカッション3
新しい対策型大腸がん検診精密検査法としての
大腸CT検査の現状と課題
が議論されます。司会は野崎先生と松本先生です。
ナガイチは教育講演2で
科学的根拠に基づいた大腸CT診断をおこなうために
のお話をさせていただきます。
是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 466 −
Vanaclocha-Espi M, et al. Risk factors for severe complications of colonoscopy in screening programs. Prev Med. 2019;118:304-308.
CNNの昨日(ラインコミュニティ配信時ですのニュース動画で面白いものがありましたのでご紹介します。
タイトルは
「Watch: Doctor uses 5G to direct surgery live」
バルセロナのドクターですね。
これは便利ですね。
腹腔鏡手術のモニターをリアルタイムで共有し、
モニターに直接指示できる。
シンプルですがシンプルな分
使い勝手もよさそうです。
普及の可能性があるのではないでしょうか。
1分強の動画ニュースなのでおすすめです。
今日から新しい論文のご紹介です。
部内のジャーナルクラブで取り上げられた論文です。
タイトルは
「対策型検診プログラムにおける
大腸内視鏡検査で生じた重篤な偶発症に関するリスク因子の検討」
です。
【アブストラクト】
大腸内視鏡検査における重篤な偶発症は大腸癌検診における
もっとも重要な不利益である。
対策型検診における便鮮血陽性後の大腸内視鏡検査で生じた
重篤な偶発症のリスク因子を評価した。
2000年から2012年にスペインの6つの自治州の対策型検診
において診断目的の大腸内視鏡検査が48,730件実施され
161件の重篤な偶発症が発生していた。
(感想)
検診では不利益がとても重要です。
症状がない健康な人を対象とするためです。
医療従事者側からすると利益(病気を見つけること)に
目が奪われがちですが、
検診をしたことによって健康被害・精神的被害がでることは
可能な限り小さくしなければいけないからです。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30414944
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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タイトルは
「対策型検診プログラムにおける
大腸内視鏡検査で生じた重篤な偶発症に関するリスク因子の検討」
です。
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もっとも重要な不利益である。
対策型検診における便鮮血陽性後の大腸内視鏡検査で生じた
重篤な偶発症のリスク因子を評価した。
2000年から2012年にスペインの6つの自治州の対策型検診
において診断目的の大腸内視鏡検査が48,730件実施され
161件の重篤な偶発症が発生していた。
(感想)
検診では不利益がとても重要です。
症状がない健康な人を対象とするためです。
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目が奪われがちですが、
検診をしたことによって健康被害・精神的被害がでることは
可能な限り小さくしなければいけないからです。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30414944
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2017年末で終了いたしました。
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