2018年03月05日
大腸CTアカデミア 日本のナショナルマルチセンタースタディー JANCT では新規性が出せるスタディデザインにしたよ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
Rad Fan オンライン様に
メルマガ「大腸CT検査アカデミー」を
ご紹介いただきました!
ありがとうございます
「Rad Fan」様のメルマガもおすすめですよ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 188 −
Nagata K, et al. Accuracy of CT Colonography for Detection of Polypoid and Nonpolypoid Neoplasia by Gastroenterologists and Radiologists: A Nationwide Multicenter Study in Japan. Am J Gastroenterol 2017;112:163-171.
さて、論文
「日本のナショナルマルチセンタースタディー:
消化器医と放射線科医の診断による大腸CT検査の隆起性病変と表面型病変の精度の検討」
の紹介です。
【イントロダクション】の続きです。
大腸CT検査の精度検証が先進国を中心に
いくつか実施されており、
読影トレーニングにより精度が向上することが
証明されている。
過去のパイロットスタディでは消化器医も
トレーニングを受けることで放射線科医と
同様に精度高い読影できる可能性が示唆されている。
しかし、消化器科医の読影精度を前向きに大規模な多施設試験で
検証された報告はいまだない。
また、近年、表面型病変の悪性度は
隆起型病変に比較して高いという報告がある。
大腸CT検査では形態上の特性から
表面型病変の検出精度は低い可能性がある。
しかし、表面型病変の検出精度の報告には
ばらつきがある。
そこで、JANCTではいまだ明らかでない
この2つの課題を多施設で前向きに研究した。
(解説)
自分の施設だけの研究だけならまだしも、
多施設で多くの試験参加者を募り、
しかも研究費の寄付まで頂いていた状況ですから、
きちんと新しい知見を出す必要があるわけです。
基本的に論文というのは今までに明らかになっていない
課題についてまとめる必要があり、
JANCTも新規性がきちんと出るようなスタディデザインと
しました。
次回から、【方法】に入りますね。
(おまけ)
ボストンの話題の続きです。
渡米にあたり住む所は重要です。
日本のように下見ができるわけではありません。
でも、渡米時の2007年にはインターネットの普及が著しく、
ネットで選ぶことができました。
しかも日系の不動産「エイブル」さんにお世話になりました。
親切でしたね〜〜
ボストンのど真ん中に良い物件を4年間借りることができました。
One Devonshire Placeというところです。
「エイブル」さんのウェブを見ると、自分が住んでいた
21階の物件がちょうど募集をかけています。
(3月2日現在、閲覧可能です)
借り手ができるとこの頁は見られなくなると思います。
自分の渡米時は幸い?不景気だったので
賃料がこの値段よりずっと安かったですよ。
部屋からの眺め
ボストンローガン空港が遠くに見えます
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27779195
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログ「大腸CTアカデミア」では
非常時の備えを特集中です!
備え第1弾「飲料水」
備え第2弾「食料」
備え第3弾「バッテリー」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
■〓■〓 ブログの応援ページ 〓■〓■
大腸がんを減らすために役立つ
最新情報をご提供しています。
無料の情報が役に立ったよ!
と感じたらバナーを押して応援してくださいね。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【76名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
医学
にほんブログ村
Rad Fan オンライン様に
メルマガ「大腸CT検査アカデミー」を
ご紹介いただきました!
ありがとうございます
「Rad Fan」様のメルマガもおすすめですよ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 188 −
Nagata K, et al. Accuracy of CT Colonography for Detection of Polypoid and Nonpolypoid Neoplasia by Gastroenterologists and Radiologists: A Nationwide Multicenter Study in Japan. Am J Gastroenterol 2017;112:163-171.
さて、論文
「日本のナショナルマルチセンタースタディー:
消化器医と放射線科医の診断による大腸CT検査の隆起性病変と表面型病変の精度の検討」
の紹介です。
【イントロダクション】の続きです。
大腸CT検査の精度検証が先進国を中心に
いくつか実施されており、
読影トレーニングにより精度が向上することが
証明されている。
過去のパイロットスタディでは消化器医も
トレーニングを受けることで放射線科医と
同様に精度高い読影できる可能性が示唆されている。
しかし、消化器科医の読影精度を前向きに大規模な多施設試験で
検証された報告はいまだない。
また、近年、表面型病変の悪性度は
隆起型病変に比較して高いという報告がある。
大腸CT検査では形態上の特性から
表面型病変の検出精度は低い可能性がある。
しかし、表面型病変の検出精度の報告には
ばらつきがある。
そこで、JANCTではいまだ明らかでない
この2つの課題を多施設で前向きに研究した。
(解説)
自分の施設だけの研究だけならまだしも、
多施設で多くの試験参加者を募り、
しかも研究費の寄付まで頂いていた状況ですから、
きちんと新しい知見を出す必要があるわけです。
基本的に論文というのは今までに明らかになっていない
課題についてまとめる必要があり、
JANCTも新規性がきちんと出るようなスタディデザインと
しました。
次回から、【方法】に入りますね。
(おまけ)
ボストンの話題の続きです。
渡米にあたり住む所は重要です。
日本のように下見ができるわけではありません。
でも、渡米時の2007年にはインターネットの普及が著しく、
ネットで選ぶことができました。
しかも日系の不動産「エイブル」さんにお世話になりました。
親切でしたね〜〜
ボストンのど真ん中に良い物件を4年間借りることができました。
One Devonshire Placeというところです。
「エイブル」さんのウェブを見ると、自分が住んでいた
21階の物件がちょうど募集をかけています。
(3月2日現在、閲覧可能です)
借り手ができるとこの頁は見られなくなると思います。
自分の渡米時は幸い?不景気だったので
賃料がこの値段よりずっと安かったですよ。
部屋からの眺め
ボストンローガン空港が遠くに見えます
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27779195
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログ「大腸CTアカデミア」では
非常時の備えを特集中です!
備え第1弾「飲料水」
備え第2弾「食料」
備え第3弾「バッテリー」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
■〓■〓 ブログの応援ページ 〓■〓■
大腸がんを減らすために役立つ
最新情報をご提供しています。
無料の情報が役に立ったよ!
と感じたらバナーを押して応援してくださいね。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【76名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
医学
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7381749
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック