2019年05月07日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査の精度に関するメタアナリシスでは大腸癌に対する感度が96%と大腸内視鏡検査に遜色がない!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第58回日本消化器がん検診学会総会が
川崎医科大学総合医療センター健康管理学
教授 鎌田 智有先生の会長のもと
2019年6月7ー8日に岡山で開催されます!
パネルディスカッション3
新しい対策型大腸がん検診精密検査法としての
大腸CT検査の現状と課題
が議論されます。司会は野崎先生と松本先生です。
ナガイチは教育講演2で
科学的根拠に基づいた大腸CT診断をおこなうために
のお話をさせていただきます。
是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 475 −
Plumb AA, et al. Computed tomographic colonography for diagnosis of early cancer and polyps? Colorectal Dis 2019;21 Suppl 1:23-28.
皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか?
令和の仕事始めの方も多いかと思います。
気持ち良く元気に頑張っていきましょう!
それでは
論文「早期大腸癌や大腸ポリープを検出するための大腸CT検査」
のご紹介です。
【大腸CTの診断精度】
大腸CT検査の精度に関するメタアナリシス
(2005年と2011年の文献と幾分か古い文献ですが・・)
では大腸癌に対する感度は96%と大腸内視鏡検査に遜色がない。
また最近の報告では中間期癌が少ないことも報告されている。
1センチ以上のポリープの患者あたりの感度は
85-90%(文献が2005年と2009年と古いのが気になりますが・・)である。
イギリスのランダマイズスタディSIGGARでも
大腸癌や1センチ以上のポリープの検出率は
内視鏡検査と遜色がないという結果であった。
(感想)
精度検証のところだけ文献が古いんですよね・・
自国のスタディSIGGARを強調するためなのでしょうか・・
論文では採用する引用文献にも
いろいろと意図がありますので注意しないといけませんね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30809907
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
みんなのAI講座 ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8770535
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック