2020年07月13日
大腸CTアカデミア メタアナリシスから、ハイリスク患者における大腸CT検査の診断精度は高い結果であった!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
2021年10月2日(土)午後に
第80回日本消化器がん検診学会
関東甲信越支部地方会におきまして
第2回大腸CT検査教育研修会および
第2回大腸CT検査実践トレーニングコース
を開催します。
新型コロナ感染症の流行による影響で1年延期されました。
何卒ご理解の上、ご参加下さい。
会場:ちば県民保健予防財団講堂
応募開始は3か月前くらいを予定しております。
決まり次第、お知らせいたします。
*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 765 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結論:
今回のメタアナリシスから、ハイリスク患者における大腸CT検査の6ミリ以上および10ミリ以上のポリープを有する患者の診断精度は高い結果であった。
大腸CT検査は6ミリ以上のポリープよりも10ミリ以上のポリープを検出する感度と特異度が高い。
ただし、今回の研究の内容にはばらつきも大きいため、その判断は慎重にする必要もある。
(感想)
今回対象となった14の論文は2002年〜2017年に公表された論文ですので、その内容にはばらつきが大きくなります。
検査で使用するCT装置、前処置方法、単施設どこなったのか多施設で行ったのかなどなど違ってきます。
そのためばらつきが大きいのですが、それでもメタアナリシスですので単独の研究よりは信頼性が高くなります。
ちなみに、JANCTもUMIN6665も解析対象に含まれていますよ。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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