2019年05月09日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査によるハイリスクのSSA/Pの検出率は有意に低い?
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大腸内視鏡検査におけるadenoma detection rateに
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どうもありがとうございます!!
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PubMedから、今日のつぶやき − 477 −
Plumb AA, et al. Computed tomographic colonography for diagnosis of early cancer and polyps? Colorectal Dis 2019;21 Suppl 1:23-28.
それでは
論文「早期大腸癌や大腸ポリープを検出するための大腸CT検査」
のご紹介です。
【鋸歯状病変SSA/Pの検出について】
表面型病変やSSA/Pの検出限界についての課題は
昔の技術による大腸CT検査の話だというわけではない。
最新の機器を用いて最近実施された
日本のナショナルスタディでは
1センチ以上の表面型病変の感度は65%に過ぎず、
一方で1センチ以上の隆起型病変の感度は90%以上であった。
さらにドイツのスクリーニングトライアルでも
大腸CT検査によるハイリスクのSSA/Pの検出率は
有意に低かったのである。
しかし、米国のACRIN6664のように
表面型病変も適切に判定すれば
観察できると報告しているものもある。
(感想)
取り上げられている日本のナショナルスタディとは
JANCT(Japanese National CT colonography Trial)です。
引用点が表面型病変の感度だけというのが少し寂しいですが
それでも注目されているスタディということで
嬉しいですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30809907
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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・最新の情報を入手できる。
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【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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一方で1センチ以上の隆起型病変の感度は90%以上であった。
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引用点が表面型病変の感度だけというのが少し寂しいですが
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