2020年07月14日
大腸CTアカデミア 大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度では日本の存在が大きい!
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日本消化器がん検診学会 大腸CT検査技師認定
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PubMedから、今日のつぶやき − 766 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
結果を図表を中心に見ていきたいと思います。
【Table 1 】
ラインコミュニティ限定で配信しました。
本メタアナリシスは14の研究の3578名(男性 1943名、女性 1635名)の患者を対象とし、年齢は21歳から90歳までであった。
すべての研究が6ミリ以上のポリープに対する大腸CT検査の患者別精度を報告しており、13の研究は10ミリ以上のポリープに対する患者別精度も報告していた。
(感想)
左から三番目の列が対象患者さんです。
A 腹部・消化器症状
B 近親者の大腸がん既往
C 便潜血陽性
対象者Cが大腸がん検診の精密検査という位置づけですね。
多くがCを含んでいますが、Cだけではない研究も多いです。
左から4番目の列が対象者数(男/女)です。
一番規模が大きいのが下から2番目の日本で実施されたJANCT、次いでイタリアで実施されたReggeらの研究、フランスを中心に行われたHeresbachらの研究、一番下の日本で実施されたUMIN6665と続いています。
日本の存在感が強いですね。
タギングは多くの研究で採用されており、被ばく線量も全般に少なめです。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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