2020年07月03日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の後ろ向き研究
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第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)のご案内
「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」をウェブ開催いたします!
コロナ禍の状況を勘案して「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」は2020年3月14日(土)開催を延期し、さらに5月開催も断念しました。
コロナ禍に負けないよう、この度、GAIAをウェブ開催いたします。
時間は短縮いたしますが、今一番熱いテーマについて徹底討論します。
日時:2020年7月11日(土)16時から17時30分頃の予定
開催方法:ウェブ開催(Webex)
テーマ:討論会「これから始まる大腸CT検査技師認定制度」
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PubMedから、今日のつぶやき − 759 −
Sha J, et als. Computed tomography colonography versus colonoscopy for detection of colorectal cancer: a diagnostic performance study. BMC Med Imaging. 2020;20(1):51. Published 2020 May 18. doi:10.1186/s12880-020-00446-7
論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
【アブストラクト】
方法:
大腸がんが疑われた症状のある患者に対して実施した大腸CT検査(n=318)、大腸内視鏡検査(n=318)、および術前症例(n=77)を解析対象とした。
病変は10ミリ以上と10ミリ未満に分類した。
治癒切除に役立つ有益スコアをモダリティ別に算出した。
大腸癌の診断に要した費用も評価した。
(感想)
後ろ向き研究のため、感度、特異度が出せません。そのため「Beneficial scores (有益スコア)」というあまり聞きなれない指標やコスト計算で大腸CT検査と大腸内視鏡検査を比較しています。
後ろ向き研究のため評価方法を工夫しているようです。引用文献も一応挙げられています。(Li J, Yet al. Magnetic resonance imaging versus computed tomography for biliary tract intraductal papillary mucinous neoplasm (BTIPMN): A diagnostic performance analysis. Med Sci Monit. 2020;26:e920952 1–9. )
ただ、外科手術への貢献度の程度を見るため、壁外浸潤なども評価に入っていますので、大腸CT検査にいくぶんか有利な評価方法かもしれません。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32423413/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【117名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
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病変は10ミリ以上と10ミリ未満に分類した。
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大腸癌の診断に要した費用も評価した。
(感想)
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後ろ向き研究のため評価方法を工夫しているようです。引用文献も一応挙げられています。(Li J, Yet al. Magnetic resonance imaging versus computed tomography for biliary tract intraductal papillary mucinous neoplasm (BTIPMN): A diagnostic performance analysis. Med Sci Monit. 2020;26:e920952 1–9. )
ただ、外科手術への貢献度の程度を見るため、壁外浸潤なども評価に入っていますので、大腸CT検査にいくぶんか有利な評価方法かもしれません。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32423413/
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